また休みだ。私(佐藤)の上司で、当サイトの編集長であるGO羽鳥がいない。彼は2019年12月に飛び飛びで有給をとり、年明けも第2週あたりからチョイチョイ休みを取っている。いやまあ、当然の権利だから取るのは構わない。私自身は羽鳥と被らないように休みを取っているものだから、会わない日が多いのだ。
そこで! 私はこっそり、自身のSNSのアイコンを彼のものソックリに変更しておいた。鈍感な羽鳥は気づかないじゃないだろうか?
・インスタのアイコンをパクる!
私は3つのSNSを利用しているのだが、1度に全部のアイコンを変更すると目立ってしまうので、インスタグラムのものだけを変更することにした。有難いことに、羽鳥のインスタグラムアイコンは写真をイラスト風に加工したものなのでパクリやすい。
まずは、羽鳥のアイコンの構図に近い感じで写真を撮影する。
次に、写真をフォトショップに取り込んで明るさを調整したうえで、カラー削除してモノクロにする。
あとは、羽鳥のアイコンから色をスポイトツールで抜き取り、白黒の場所にそれぞれ色を流し込むだけである。カンタンに説明したが、実際にやるとなると結構手間だった。とはいえ、ここまで来ればほぼ完成。
最後にそれっぽく文字を載せて終わりである。
・ソックリに出来上がった
さて、あとはプロフィール画像の変更。今回はスマホアプリ(iOS)で写真の変更を行うことにした。インスタグラムを開き「プロフィールを編集」から「プロフィール写真を変更」をタップする。
加工した画像を読み込み、プロフィールの枠に合うように調整する。
すると……
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出来上がり~! 羽鳥本人のアイコンにソックリに仕上がった!!
本人のものを並べると、多少文字のフォントがダサいのは否めないが、出来栄えは上々だ。
これで準備完了。あとは気づくのを待つだけ。もしかしたら、ずーっと気づかないかもしれない。なにしろ羽鳥は、私がレンズなしのメガネをかけていても気づかず、Tバックをはいていても気づかず。何事にも感度の低い、鈍感な上司だ。この先、気づかれないまま、私は一生このアイコンを使う可能性だってあり得る。
・気づくのか?
ソックリアイコンを設定したのが、2020年1月23日17時半頃だ。そこから1日経ち、2日経ち、3日経ち……。翌週27日になって、休み明けで羽鳥が出社してきたが、まだ気づかない。
顔を合わせてもまだ気づかないとは、鈍感にもほどがあるだろ。いつになったら気づくんだ。このまま27日の仕事が終わり、お互い帰る仕度と始めようとしたその時だった! 彼はインスタグラムの私の投稿に、こうコメントしたのである。
羽鳥「アイコン変わった!」
という訳で、この検証は丸4日で終了となった。ちなみに羽鳥の反応はというと、それほど悪いものではない。
むしろ「クオリティたけえ」とお褒めの言葉をもらったくらいだ。という訳で、上司との距離感を縮めたいという人は、上司のアイコンを丸パクリしてみると仲良くなれるかもしれないぞ!
Report:佐藤英典
Photo・イラスト:Rocketnews24
Screenshot:Instagram(iOS)