冬の訪れとともに、マフラーをどこかへ落っことしたマヌケがいるそうな。何を隠そう、記者のことである。かなり暖かく気に入っていたのだが、どこでどう落としたのか全く記憶にない。これから、ますます寒くなるというのにナンテコッタイ!
かくなる上は、自ら編むしかない。しかし、未だかつて編み棒を握ったことがない記者。そんな編み物初心者でも、子ども向けの専用キットを使えば編むことができるかもしれない。そう思い立ち、挑戦してみたところ……割とビックリする仕上がりになったので、ご覧いただきたい。
・できる気がする
今回使用したものは、アガツマという玩具メーカーが出している “ラブあみ(記者は税込1518円で購入)” という商品だ。 “はじめてでも簡単!” という売り文句を信じ、購入してみた。パッケージには、小学生くらいの女の子が手編みの帽子などを身に着け笑顔で写っている。
その写真を見て「コレ使えば私も帽子くらい、ちょちょいのちょいで編めるようになるかも」と、期待度はマックス。今一度念を押しておくが、記者は編み物に関して右も左もわからない初心者である。しかし、そんな気にさせられる、不思議なパワーを持ったパッケージだ。
・毛糸をひっかけるためのパーツがポイント
まずは箱を開け、中身を確認していこう。そこにはパステルカラーの毛玉が2玉と編み針、毛糸をひっかけるためのパーツなどが入っている。ポイントはこのパーツだ。組み立て式であるため用途に従い、好きに形を変えることが可能。
例えばリストバンドを作るのであれば、円形にパーツを汲む。また、記者のようにマフラーを編んでみようという人は長方形型に組みかえられるのだ。これらの組み立て法については、取扱説明書があるので安心してほしい。
・幼稚園生でもできる
パーツを組み終えたらば、さっそく編みはじめる。詳しい編み方はこれまた取扱説明書に書いてあるので、その通りにすれば問題なしだ。まずは、付属の毛糸を使ってチャレンジ。いやはや意外に……簡単! めっちゃ簡単!!
だって、毛糸をひっかけて編み針で引っ張るだけなんだもん。しかし油断は禁物。これは毛糸が太いため、編みやすくなっているのかもしれない。細めの毛糸では、上手く編めないとも考えられる。
そう考えた記者は、さっそく手芸用品店へGO。太すぎず細すぎない、手ごろな毛糸を入手し、再び編みもの開始だ。すると……やっぱり簡単。仕事の合間や寝る前にちまちま編み、3日ほどで2メートル弱のマフラーを完成させた。
ちなみに知り合いのお子さん(幼稚園生)が、同商品ではないが他社のキットを使って、ポシェットのようなものを作ることができたという。これはどうやら記者の思い違いでなく、キットを使えばとても手軽に編むことができると考えて良いだろう。
・気合を入れれば2日でマフラーが完成する
イマドキの子ども向け製品はすごいな! 記者も小さいころに “ラブあみ” が手元にあれば、終日編んでいたに違いない。単純作業が好きな人にとっては、それほどに手軽で中毒性のある作業だったぞ。
気合を入れて集中すれば、2日でマフラーの1本くらい編めることだろう。クリスマスや誕生日プレゼントにもピッタリだ。「マフラーを手編みできるなんてすごいな!」と彼氏・彼女に錯覚させることも夢ではない。あなたも2019年の締めくくりに、編み物デビューしてみてはいかが?
参考リンク:ラブあみ
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
▼かんたんに編み物ができちゃう「ラブあみ」
▼ていねいなトリセツつき
▼用途に合わせてパーツを組み合わせよう
▼市販の毛糸でも作ることができる
▼あとは毛糸をひっかけて引っ張るだけ
▼酒を飲みながらでも編むことができる簡単さ
▼数日で完成だ
▼あったかい~