いろんな商品が次々と登場する食品界。当然ながらその競争は熾烈で、売れなければお役御免と厳しい。振り返れば「あの商品どこいった?」的なことも珍しくない。失ってから気づく大切さもあるものだ。

冒頭から何だか恋愛話みたいになったが、何の話をしたいのかというとセブンイレブンで売っている「金の鮭ハラミの西京焼」。なぜなら、これがウマさで震えるような商品だったのだ!!

・レンチンだけで即完成

「金の鮭ハラミの西京焼」は、セブンの中でも最上級ブランド「セブンプレミアムゴールド」の商品だけにお値段397円とお高い。しかしながら、食べたら価格も納得のウマさで、こやつの前では100円コーヒー4杯分とかケチくさい考えをしてはNOだ。

で、どうウマいのかということを伝える前に何が素晴らしいかというと……パッと見は普通なのにレンチンするだけで出来上がる手軽さ。パッケージのフィルムをほんの少しペリペリ剥がし、トレー容器のままレンジに数十秒入れるだけでなんと……

完全体で食べられる状態になる。そう、レンジから出してフィルムを全部剥がせば、見るからに脂が乗っている銀鮭ハラミのおでましだ!

・超クオリティ

……と大げさに言ってみたはいいが、ここまでフィルム剥がしだけでフィニッシュのものはよくあるパターンかもしれない。ただ、このセブンの西京焼は食べると本領を発揮する。というのも、まずは……

フワッとしていてとにかく柔い!


力を入れなくても、簡単に魚の身がとれる!


そして口に入れたら、とてもレンチンとは思えず焼いたときの食感に限りなく近い。舌の上に乗せれば、西京焼らしくほのかな甘みも同居していて実にマイウ。それでいて!

脂もしっかり乗っているからパーフェクトで震えちゃう。一口一口を大切に噛み締めたくなる味と表現しようか。正直、そこらへんのお店で出てきても「いやぁ、ここの魚はウマいねぇ」なんて言っちゃうお客さんもいるかと思うほどクオリティが高い。

なんというか、さすがセブン。そして「プレミアムゴールド」の名前は伊達じゃないし、約400円というのも納得だ。骨が入っているので注意とのことで警戒したものの、フタを開けてみればそうでもなかった。

商品によって差はあるかもしれないが、今回は大きい箇所以外に目立つ骨は見つからなかった。それで当然のように皮までウマいから、とてもコンビニのイチ商品だとは思えない……! これはレンチン界トップクラスのウマさだと言っていいレベルだ。

・秋の新商品

このクオリティならば白米はもちろんのこと、お酒との相性も抜群。2019年9月24日から発売されているようなので知ってるかもだが、これは多くの人がリピしたくなるだろう。ネックはコーヒー4杯分の値段のみ。頻繁に食べるとなると財布と相談しなくちゃなので、今日はちょっと豪勢にいくかぁ〜という時にお試しあれ。

参考リンク:セブンイレブン「金の鮭ハラミの西京焼」
Report:レンチン原田
Photo:RocketNews24.

▼セブンプレミアムゴールドの「とみ田とコラボしたつけ麺」もウマい。あと作り方も独特だ