中華調味料・味覇(ウェイパァー)ってばマジ万能。中国料理の味付けはもちろん、米と一緒に炊くも良し、コンソメ代わりにカレーに入れても好(ハオ)である。

そんな味覇がついにコンビニでおにぎり化! さっそく食べてみたところ、ううううううウエイパァーッ!! 無双すぎるウマさであった。

・味覇おにぎりは中毒性高めの本格派

味覇おにぎりこと「おむすび 味覇チャーハン(税別121円)」。2019年10月1日よりファミリーマート限定で販売されている。

パッケージには「味覇」と見慣れたロゴに味覇おじさんがニッコリ。中から金色に輝く米が顏をのぞかせているではないか!

その味はというと……ううううううウエイパァーッ!! 味覇がかもす複雑なスープの味わいが米とマッチしとても美味。ゴロンゴロン入ったチャーシューも食べごたえがあって良い。この中毒性の高い味は、ファミマ版悪魔のおにぎりと言ってもいいくらいだ。

・本格的ゆえのたった1つの罠

このコラボ、食感も味わいも完璧すぎで言うことなし。だが……だが! 完璧なチャーハンであるがゆえに、たった1つ注意しないといけないことがあったのだ。

温めて食べたとたん、丸く固まっていたおにぎりが「ボロン」と崩れてしまったのだった。お皿を用意しておいて良かった……! Twitterを確認してみても「米がパラパラすぎて、おにぎりの形が崩れてしまった」という声が寄せられている。

米がパラパラ……そうか……崩れやすい原因は本格的なチャーハンであるがゆえ。

古代中国においてチャーハンは「碎金飯(金を砕いたご飯)」と呼ばれ「パラリとした米粒ひとつひとつが玉子と油をまとい、その色ツヤはまるで金」と表現されたものだ。今回の味覇おにぎりもまさに「金のような米粒」である。一般的なおにぎりと比べて崩れやすいのは致し方ないこと。恨むならチャーハンを発明したという隋朝の政治家・楊素を恨め……ッ!

味覇おにぎりを食べる際は、ぜひともお皿や紙ナプキンなどを用意することをオススメしたい。それが難しい場合は、温め時間を控えめにすると崩れにくいだろう。

Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24

▼味覇おにぎりは食べるときは、お皿か何かがあるとより好(ハオ)だ!