お菓子の本場ヨーロッパ。私(中澤)がイギリスを旅した時、そんな本場のオーラを感じたのは、高級菓子店などではなくスーパーだった。カラフルなホールケーキみたいなのが普通に並んでいるし、何種類もマフィンがあったりする。庶民レベルでもスイーツの充実度が日本の比ではないのだ。
とは言え、パーティーをする気はないため、私が購入したのは1ポンド(約130円)で売っていた板チョコ。日本で言う「明治」みたいなポジションかと思われるが……これがマジでウマかったのである。ほぼ毎日食べてた。
・パッケージが可愛い
私がその板チョコを購入した理由はパッケージが可愛かったから。パープルの包み紙に牛乳を思わせるなめらかな字体で「milka」と書かれている。まあ、1ポンドなら失敗してもいいや。それくらいの気持ちだったのだが……
これが食べてみたらめっちゃウマかった。上品な感じではないのだが、甘みが強くトロトロした優しい味である。
おまけに、チョコの内部にはオレオのクリームとクッキーが入っていた。食べると、クリームの甘さとクッキーのカカオ風味がふわっと広がる。あまぁ~~~~~い♪
・どこでも売ってる
チョコも紫も好きな私は、このチョコに出会って以降、ほぼ毎日食べてしまうくらいハマってしまった。しかも、このチョコがどこにでも売っているのである。ブライトンの個人経営っぽいスーパーでも、アジア人街の「coop」でも、ひょいっと入って買える手軽さも嬉しかった。
日本で売れているヨーロッパのお菓子は軒並み高級スイーツばかりだが、こういった安くてウマイヨーロッパの庶民の味が、なぜあまり日本では売られないのか? 正直、ゴディバの代わりに置いてほしい。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.