たまたまなのかもしれないが、近所のコンビニで、エースコックの『MEGAゴマ担々麺』があまりにも……あまりにも激しく売れていた。陳列棚に残る “ラスト1個” が、カップ麺コーナーで圧倒的王者の風格を漂わせている。これは買うしかない。
ということで、買った。とくに腹は減ってなかったが、買った。パッケージのインパクトは強烈で、どうやら主役は圧倒的な量を誇る「ゴマ」のようだ。なかなかヤバい予感がするが果たして……『MEGAゴマ担々麺』との真剣勝負、ぜひご覧いただきたい!
・エースコック史上最多量のゴマ
さっそく帰宅後に『MEGAゴマ担々麺(238円)』について軽く調べてみると……エースコック史上最多量の「ゴマ」を使用していることがウリらしい。たしかに、普段どちらかというと脇役的なポジションを任せられる「ゴマ」が、かつてないレベルで存在感を主張している。
ヨシ、「MEGAゴマな1杯」にとことん付き合うつもりで開封。お湯を入れて3分待つのは一般的なカップラーメンと同じだ。ゴマは「ふりかけ」に入っているっぽいのだが……なんというか、パッケージで主張している割には、けっこう控えめなサイズ感。大丈夫か、本当にMEGAなのかこれ。
・普通
3分後に不安は的中した。ドサッとゴマを全投入したものの、ビジュアル的には全然フツー。香りは良い、一口食べたら味も良いのだが、正直なところゴマが脇役のままだ。担々麺に対して、まだ遠慮しちゃっているのかもしれない。パッケージの勢いはどうした? 担々麺の美味しさを引きたてたらOKなのか……見損なったぞゴマ!
あくまで個人的にだが『MEGAゴマ担々麺』に期待していたのは、担々麺の味をかき消すほどのゴマの量。「おいおい担々麺がゴマの味しかしねえじゃねえか!」とキレたかった。こうなったら自分で作るしかない。
まだまだ……
まだまだまだまだァァァアアア!
ゴマが表面を覆いつくして、こんもり盛り上がるくらいになったところで完成。まさにMEGAゴマ……圧倒的「MEGAゴマな一杯」が完成である。
・さっきの方が美味い
麺を箸で持ち上げたつもりが、ほぼほぼゴマの味。食感もゴマ、おそろしくゴマだ。担々麺の旨味、辛味が感じられなくなった分、いつも以上にゴマと正面から向き合うことができた。うむ、さっきの方が確実に美味しかった。しかし……今回に限ってはこれでイイのだ。
コンビニでバカ売れしていた『MEGAゴマ担々麺』は、普通に食べてもそれなりに美味しいが、パッケージの迫力を味わいたいなら「ゴマの追加投入」は必須。量の加減はそれぞれのMEGAでいいだろう。エースコックさん、もうちょいMEGAしてほしかったぞ。
参考リンク:エースコック「MEGAゴマ担々麺」
Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
▼MEGA過ぎても美味しかった