人前に立つということは緊張がともなうものだ。ライブハウスで12年バンド活動をしている私(中澤)だが、いまだにステージに立つ前は緊張する。小さいライブハウスでもこれなんだから、ドームクラスになると緊張だけで軽く死ねる。緊死だ。
しかし、70年代から活動を続ける世界的ロックバンド・エアロスミスを率いるフロントマン「スティーブン・タイラー」になると、そんな緊張とは無縁なのかもしれない。広いステージでも自由奔放。ファンの携帯を奪って自撮りまでしちゃう。……って、師匠ライブ中に何やってんスか!?
・自由奔放
十三のドンキに出現したり、モスクワの路上で弾き語りに飛び入りしたり、ニューヨークでCNNの大雪レポートに乱入したり……私生活も世界レベルで自由なスティーブン・タイラーさん。ライブもそのアクションからはステージ狭しといった自由さを感じさせる。
2019年5月29日、そんなライブ時に撮られた動画をスティーブン・タイラーの公式Instagram(@iamstevent)が投稿。どうやら、ファンが撮った映像をリポストしたもののようだ。
・ライブ中に近づいてくる
当初は、かなり近い位置から見上げる形でステージ上のスティーブンを映しているその動画。歓声の中、スティーブンがこちらに近づいてきたかと思うと……
携帯が奪われたァァァアアア!
そして、始まるのはスティーブンの自撮りコーナー。師匠、ライブ中に何やってんスか……。だが、その奔放さはさすがスティーブン・タイラーである。
なお、リポスト元の投稿は2019年4月15日に行われており、「#aerosmithday」のタグがついていることから、おそらくこれは4月13日にラスベガスの『パークシアター』で行われた公演の模様かと思われる。携帯を奪われたファンにとっては一生の思い出となったに違いない。
参照元:Instagram @iamstevent
執筆:中澤星児
▼師匠、何やってんスか