鳥取県知事の「スタバはないけど、日本一の砂場はある」という発言を受けて誕生した『すなば珈琲』。キャッチコピーの印象が強く、オープン当初はギャグ路線をひた走るインパクト重視のお店だと思っていたが、現在は店舗数も増え、県を代表する観光スポットとして人気だ。

そして先日、島根県内のローソンでスイーツコーナーを物色していたところ、そんな『すなば珈琲』が監修したティラミスを発見! マジかよスゲーな、とうとうコンビニスイーツかよ。しかも買って食べてみたら……震えるほど美味しかったので詳しく紹介したい。

・中国、四国限定

すなば珈琲監修 ティラミス」は税込み210円。ローソンの中国・四国エリア限定(山口県の一部を除く)商品で、2018年12月から販売しているらしい。ちなみに店頭では残り2個、けっこう売れているのかも……てことで、さっそく1個ゲットした次第だ。

・鳥取砂丘を思わせるビジュアル

ビジュアルは見事である。たっぷり目のホイップクリームの上に、ココアパウダーを大量に投下している模様。まるで砂丘だ。砂丘独特の “うねり” をホイップクリームとココアパウダーで表現しているとしたらアート作品と言っても過言ではないだろう。

となると……ということで、一応ティラミスを横からチェックしてみると、ココアスポンジとティラミスムースが交互に重なっている様子がうかがえる。おいおいこれって “地層” のことじゃ……

ティラミスにとっての “層” は珍しくもなんともないが、相手は鳥取代表の『すなば珈琲』。もしかしたら、気が遠くなるほど長い年月をかけて形成された地層を表している……のかもしれない。小さなカップに「山陰海岸ジオパーク」を丸ごと詰め込んだ……のかもしれない。

・気になる味は……

前置きが長くなってしまったが、いざ食べてみると……OH~ナイス! ビターなシロップをたっぷり染み込ませた「ほろ苦いココアスポンジ」と「ふわりと甘いティラミスムース」「ホイップクリーム」がマッチしないわけがない。コーヒーの風味もグッド。そりゃ美味い。いや本当に美味いな。

数ある人気コンビニスイーツにも決して引けを取らない……どころか、個人的に大ヒットした「すなば珈琲監修 ティラミス」。味からは “砂丘” を感じられなかったが「疲れた時に甘いものは鉄板」ということで、鳥取砂丘を歩きまわった後にもオススメ。機会があれば食べてみてほしい。

Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

▼ちなみにカロリーは268kcal

▼鳥取県のお隣、島根県内のローソンで発見しました