視力が悪い人にとって必要不可欠なメガネ。近年ではPCメガネや伊達メガネなど用途も増え、単に「見える」ようになるだけのアイテムではなくなった。以前に比べて値段も安くなっているため、3個くらい持っている人も多いだろう。

実は筆者(私)もメガネっ子で、かれこれ20年以上は付き合っている。もはやメガネなしでは生きていけない1人な訳だが、つい最近になって正しいお手入れ方法を学んだ。そしたらこれが目からウロコ。ここまで手入れしている人ってどれだけいるの?

・JINSのお手入れ方法

これって意外と知らない人多いかも……そう思ったのは、メガネメーカー「JINS」のサイトを見ていたときのこと。いつも使っているPCメガネをもっと大事に使わないといけないという気持ちで覗いていたら「メガネのお手入れ方法」なるコーナーがあった。

これまでメガネ拭きやレンズクリーナーで軽く拭くだけで済ますことの多かった私。正しいやり方を見て正直驚いた。乾拭きはもちろん、お風呂で洗うなんてもってのほかだったのだ。念のため、眼鏡市場のメガネも持っているのでそちらも見てみたらほぼ同じ。あまりに衝撃だったので自分でもやってみた!

・正しいお手入れ方法

手順1. 流水でメガネの表面についている ほこり や花粉などを落とす。この際、お湯でやるとメガネのコーティングがはがれる恐れあり。乾拭きすると、目には見えない細かなキズがレンズにつくこともあるんだとか……。



手順2. レンズについた脂汚れや化粧汚れがある場合、水道水だけでは落ちにくいので中性洗剤を指につけて優しくこすり洗いする。それから水道水で洗剤が落ち切るまで流す。アルカリ・弱アルカリはレンズを痛めてしまう可能性があるのでNG。



手順3. 吸水性のあるキレイなタオルやガーゼ、やわらかい布などで優しく拭く。ティッシュペーパーなどでも十分。



手順4. 完成!


おそらく、一番やってしまいがちなのがそのまま乾拭きではないだろうか。クリーナーの中にはウェットティッシュタイプのも売っているので、どうしても時間がない人はそういった便利アイテムを使うのもアリだ。

・左のテンプルから畳むのが正解

メガネをより大切に使いたい人はぜひ試してみて欲しい。また、余談ではあるが、JINSのサイトには正しいメガネの畳み方まで載っていた。そんなのあるの? と思いきや、左のテンプルから畳むのが正解らしい。

右側からだと正しく畳むことができないため、バランスが悪くなって倒れた時にレンズが傷つくこともあるとのこと。知らなかった人はこれを機に覚えておこう。それでは、よきメガネライフを!

参照元:JINS眼鏡市場
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.