男をつかむなら胃袋をつかめでおなじみ、それが肉じゃがである。都市伝説か否か、詳しいことは以前の調査した記事を読んでいただくとして、世の中で肉じゃがで男の胃袋をつかめる説が浸透しているのは間違いない。

手間がかかるけど家庭的な味がする……それが肉じゃがの良さなのは周知の通りだが、まさかの冷凍食品を見つけてしまった。ズバリ、無印良品のものがそう。なんと解凍するだけで家庭的な味がしたのだ。

・量より質

無印良品で売っている冷食の肉じゃがは、175gで税込390円。少しお高いんじゃないのという気もするが、化学調味料・合成着色料・香料不使用だから仕方ない部分もある。量より質。まさにその言葉がピッタリだ。

作り方は「袋のまま熱湯の中に入れて温める」だけ。簡単なようでレンジでチンできないのが残念だが、このまま凍らせておくとお蔵入りする可能性が出てくるため……ファイヤーッ!


目安の10分後に取り出して盛り付けると……おぉ!


・冷食の感じがしない

なかなかいい感じで、自分が料理人になったかのように錯覚させてくれる出来栄えだ。温めて袋から取り出しただけだけど、どこかのレストランや居酒屋で出てきそうである。そして肝心の味は……!

普通にウマい。真っ先に思い浮かんだのは、ちょっと高めの居酒屋で食べているかのような感覚というのが一番近いだろうか。もはや冷食の感じがゼロと言ってもいい。じゃがいもは柔らかいし、具材もちゃんとして「THE肉じゃが」だ。

また、あっさりしたダシもあわせてクオリティーが高い。値段が値段なのでそうじゃないと困るというのはおいといて、そこらへんで適当に食べるような肉じゃがとは一味も二味も違った。

量が少なめだったのが残念ではあったが、同時にこれを食べてすぐに冷食と気づく人も少ない……ような気がする。もしかしたら無印良品の肉じゃがで、男の胃袋はつかめるかもしれない。

参考リンク:無印良品「肉じゃが」
Report:冷凍食品研究家・レンチン原田
Photo:RocketNews24.
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