素敵、可愛い、カッコいい──。世の中には言われて嬉しい多くの誉め言葉があるが、そのうちの1つが「賢い」だ。「賢いね~」なんて言われた日にゃ「いえいえ」なんて謙遜しつつも心のニヤニヤは止まらない。賢いと言われて嬉しくない人はいないだろう。

そんな「賢さ」について、イギリスの「Vouchercloud」が興味深いランキングを発表している。それが『世界で最も賢い国ランキング』だ。果たして日本は何位なのか? 衝撃の結果は以下でご覧いただきたい。

・3つの指標

『世界で最も賢い国ランキング』は、ノーベル賞の受賞者数、国民の平均知能指数(IQ)、小学生の学習成績、上記3つの指標に基づいて導き出されたランキングである。つまり、人間的な賢さというよりは “学力的な賢さ” をランク付けしたものと考えていいだろう。

さて、それでは以下で1位から25位までを一気に発表したい。日本はなんと……!

・世界で最も賢い国ランキング

第1位: 日本
第2位: スイス
第3位: 中国
第4位: アメリカ
第5位: オランダ
第6位: ロシア
第7位: ベルギー
第8位: イギリス
第9位: カナダ
第10位: 韓国
第11位: 香港
第12位: ドイツ
第13位: 台湾
第14位: オーストリア
第15位: フィンランド
第16位: ハンガリー
第17位: デンマーク
第18位: オーストラリア
第19位: ノルウェー
第20位: スウェーデン
第21位: ポーランド
第22位: イスラエル
第23位: チェコ
第24位: フランス
第25位: シンガポール

ななな、なんと! 第1位は日本!! マジかよ! 「ゆとり教育」の事例を出すまでもなく、学力の低下が危ぶまれている日本だが、ノーベル賞の受賞者数が6位、平均知能指数も6位、小学生の学習成績が5位となり、総合順位で1位となった。日本、やるやん!

ただし、平均知能指数と小学生の学習成績が共に1位だった「シンガポール」は、ノーベル賞の受賞者数が73位だったため大きく順位を落としているから、単純に「日本人が一番賢いんや!」と言い切るのは難しいかもしれない。ともあれ1位はすごいよ、日本。

そのノーベル賞の受賞者数がブッチギリの1位だったアメリカは、平均知能指数で28位、小学生の学習成績で13位だったため、総合順位は4位に留まっている。また13億の人口を持つ中国の平均知能指数2位というのも、なかなかスゴイことではなかろうか。

とにもかくにも、Vouchercloudによる『世界で最も賢い国ランキング』は日本が1位であった。「失われた20年」と言われ自信喪失気味の感もある日本だが、まずは「日本は賢いコなんや!」と自信を持つことが大切なのかもしれない。

参照元:Vouchercloud「World’s Smartest Countries」
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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