以前、「ワークマン」は作業着の代名詞のようなお店だった。しかし最近は違う! ファストファッションのお店として少しずつ進化している。ニッカポッカも地下足袋も売っていない、新しいタイプのお店「ワークマンプラス」をすでに関東に4店舗オープンしているのがその一例だ。
また、ただオシャレになっただけでなく、機能性を強化しているところも見逃せない。たとえば『ヒートボディ』のシャツは暖かいだけでなく、動きやすくてなおかつ蒸れない。作業着として優れているだけでなく、スポーツウェアとしても普段着としても着ることができる。しかも安いんだよコレが!
・重ね着不要!?
これから「大寒」に向けてさらに寒さは厳しくなる。そうなる前に、ワークマンに行ってみたところ、1つの商品の売り文句に目が留まった。
「重ね着不要! 1枚で暖かい!」
なぬ!? なんて強気な言葉。寒くなれば当然重ね着したいところだが、本当に1枚で大丈夫なのか?
私は通常、ユニクロのヒートテックの長袖にネルシャツ、その上にウルトラライトダウンのベストを着て、さらにその上にジャンバーを羽織っている。インナーは3枚が普通だ。外を歩く時はそれで良いのだが、電車に乗るとめちゃくちゃ暑い。中が蒸れて汗ばむのは当たり前。
それがもし、中1枚で済むとしたらかなり楽だ。ということで早速1枚買ってみた。
・適圧サポートでフィット
この商品(EVENRIVER ヒートボディジップハイネック)は、昨夏に紹介した冷感インナーと同じく、適圧サポート機能を備えており、着ると身体にピッタリとフィットする。かなりピシっと密着するのだが、圧迫感はない。
生地は見た目よりも厚く、袖を通した瞬間から「暖かい」と感じる。シャツと身体に隙間がないので、冷たい空気が入り込む余地はない。たしかにコレ1枚でもかなり暖かいのだが……。パーカやトレーナーがあった方がいい。さすがにコレ1枚で外に出たら震える……。
・動きやすい!
私(佐藤)がひとつ確かめたかったのは、このシャツをトレーニングウェアとして使えるか? だ。ストレッチ素材を使用しているので、スムーズに動けるはず。そう思い、ライフワークのポールダンスに挑んだところ……
ええやん! めっちゃ動ける。
冬の練習はできるだけ身体をあたためて挑みたいところ。実際にコレを着て動くと、身体は暖かで動きもスムーズ。そして汗で蒸れてくる感じがしないのもいい。
・コスパ高し!
もうひとつ評価したいポイントは価格。私が店を訪れたときの販売価格は税込2300円! コスパ高い!!
これを着て動き回った後に、もう2~3枚買っておけばよかったと後悔した。さすが作業着専門店、安くて機能性の高い商品を作るのに長けている。もしも、暖かい肌着を探しているなら、ワークマンもチェックすることをオススメする。
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24