恵まれない子どもたちに愛の手を……街を歩いていると片言で話しかけてくる外国人。街頭募金は、大都市の駅前では日常の光景だ。

そんな街頭募金に協力しようとした結果、衝撃の結末になったというマンガが話題になっている。響く怒号! 追いかけてくる外国人!! 怖っ!

・駅前で声をかけてくる外国人

このマンガをTwitterに投稿したのは「たまごひめ(@Egg_050)」さん。彼女は、駅前で外国人女性にこう声をかけられた。「フィリピンの恵まれない子のための募金をしているんです」と。

前述の通り、都市の街中には結構な頻度で立っているこの手の募金。ノートに名前を書くことを勧められることも多い。たまごひめさんがノートを開くと、そこには募金者からのメッセージが。

そのメッセージで募金が詐欺であることに気づく。と、その瞬間、他の外国人女性が新たな獲物である高校生に声をかけた。財布から1000円を募金しようとする高校生。たまごひめさん、思わず割って入る

結果、高校生が募金するのは未然に防げたが、本当の恐怖はここからだった。なんと、ブチキレた外国人女性が鬼の形相で追いかけてくるではないか!! お前ガッ余計なこと言うカラ

「その日はいつもより3倍早く走れた」というたまごひめさん。とんだ恐怖体験をしてしまったようだ。このマンガは、Twitterで反響を呼び、多くの体験談が寄せられている。

・ネット民の体験談

「こわああぁ! ついこの間私も外国の人に同じ感じで声かけられました…」
「1度まんまと引っかかったことがあります」
「わたしの地元の駅にもよくいます!」
「私の友だちは断れないタイプで渡してしまいます」
「私が知っているのは大手団体のロゴで安心させて募金+連絡先を聞き出します」
「数年前ですが、まんまと引っ掛かり千円失いました」
「京都 四条 河原町死ぬほどおる」
「町田駅横浜線から小田急線にかけての道なりにも居ますので気をつけてください…」
「仙台にも最近コレ居ます」
「梅田とか大阪駅付近にそういう方いらっしゃいますね」
「名古屋でいうと大須とかこんな感じですね」
「兵庫県だと三ノ宮でそういうのよく見かけます」
「大阪の天王寺駅前で見かけました」
「外国人の小さな子供に声かけられた友達が、募金しようと100円だか500円だか出そうとしたら「紙のお金を出せ(要約)」と言われてた」
「断ったら目の前で舌打ちされたことある笑」
「募金するならちゃんとしたところに、ですね」

──多くの人が苦い体験をしているようだ。実際、私(中澤)もこういった募金に声をかけられたことは何度もあるが、断ることにどことなく罪悪感のようなものを覚える。気の弱い人なら、分かっていても募金してしまうかもしれない。そんな人の良心につけこむ手口を許してはいけないと思う。

参照元:Twitter @Egg_050
マンガ:たまごひめ, used with permission.
執筆:中澤星児

▼街頭募金で恐怖の体験