新年早々、ピチピチのギャルでごった返す新宿ルミネエストをパトロールしていたところ、直感的に「あ、これは買い……!」と思う福袋を発見した。

お店の名前は、mystic(ミスティック)。恥ずかしながら、そのブランドについて一切知らなかったのであるが、神秘的かつ妖しさも漂う「ミスティック」なる言葉にズッキューンとヤラレタのである。ジャケ買いならぬ、店名買いだ。

紺色に白文字でmystic。もうなんだか、袋の時点でミスティックである。ちなみに価格は1万800円で、サイズはF、すなわちフリー。開封すると……

ほぅ……5点……。そのシンプルさが実にミスティックであるが、ひとつひとつ価格等を確認せねば──と思いきや!!

全商品、値札が付いていない──。


価格すら秘めるとは……


そ、そうか……


すでに始まっているのだ……


ミスティックワールドが……!!


それはさておき、ひとつひとつ商品を見ていこう。まずは白のトップスであるが……

袖の形状が ひょうたん みたいでミスティック……


お次はズボン(パンツ)……?


と思いきや!


スリットの入ったロングスカートだった……!! すごい……すごいぞミスティック……!!


スカーフの柄もミスティックだし……


黒いタンクトップみたいなヤツなんて……

妖艶ミスティックなレース付きで挑発的ミスティックだ。


最後は、茶色とも、赤とも形容しがたい、なんとも独特なカラーのロングコート。実にミスティックなカラーであるが、肌触りといい、質感といい、なにやら高価そうな雰囲気がプンプンしている。


そんなこんなでイチから着用してみると……


すっごい強そう……

しかしながら、その「実は強そう感」が、ミスティックの中のミスティックであろう。

袖の形状がミスティックだったトップスも、いざ身につけてみると、そこまでミスティックな感じにはならず、むしろ落ち着いた大人ミスティックという雰囲気。

最後にミスティックカラーのロングコートを羽織ってみたが、なんだか普通に良い感じ。自然体に大人っぽく、かといって媚びてはおらず、マイナス点は皆無であり、これで1万800円なら相当お買い得と言えるだろう。気に入った!!

ちなみにタイトなロングスカート、フォルムも良ければ肌触りも良く、それでいて伸縮性も意外とあるというミスティックさ。ということで、

こんなに伸びますよ〜」と 股パカ体操 をしたところ、

「ビリッ」

──と、嫌な音がした。やってもうた〜。あまりの動きやすさに、ついつい調子に乗ってもうた。最後の最後に……ミステイク。なんてね。ウフフ。

参考リンク:「mystic」ブランドサイト
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
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