去年の写真を使いまわしても、全く問題がないのではないか? 『ステラおばさんのクッキー』の福袋を開ける前まで、私はそう思っていた。なぜなら過去2年と、外身も中身も、全く同じっぽかったからだ。しかし、そこには大きな変化が!
・『ステラおばさんのクッキー』の福袋(1080円)
・クッキー20枚
以上。
チョコチップ、セサミ、ダブルチョコレートなど5種類が4枚ずつ入っていた。2017年・2018年の福袋は6種類 × 4枚=24枚が入っていたので……そう、今年は、クッキーが4枚も、減っていたのである!! 一気に4枚も!?
だが、それも仕方がないだろう。なにせ私たちは、食べ物の値段は変わらず、サイズが小さくなったり、容量が少なくなっている「#くいもんみんな小さくなってませんか日本」に生きているのだ。だから「もう『ステラおばさんのクッキー』の福袋なんて買わない!」などとは言わない。1000円ちょっとで20枚のステラおばさんのクッキーが食べられるなんて、ありがたいじゃないか。
それどころか、余計なものは付けず、その店が誇る物を、退屈させないように楽しませてくれる姿勢が素晴らしい。『ドトール』の福袋と同じ “優しさ” を感じた。
毎年のように福袋を買っていると、「トートバッグ、タンブラー、ブランケットなど、福袋についてきがちな物が増え続けていく」「可愛いけれど、特に必要もない物が入っていて困る」などと地味に悩むのだ。だからこそ外側は紙袋、内側は消えものだけの『ステラおばさん』の福袋がありがたいのだ。