かつてこれほどまでに低評価率が高かったアニメPVがあっただろうか? 私(中澤)が、そう思ったのはアニメ・けものフレンズの2期『けものフレンズ2』のPVについてである。
2017年には流行語にもノミネートされた本アニメ。しかし、たつき監督の解任騒動で大炎上。監督も制作会社も変わった2期のPVがとんでもないことになっているのだ。
・主人公は新キャラ
2019年1月から放送されるアニメ『けものフレンズ2』。12月16日にはPV第二弾が公開され、徐々に全貌が明らかになりつつある。どうやら、舞台は今回もジャパリパークでかばんちゃんではない新キャラが主人公のようだ。
ジャパリパークを出た後のかばんちゃんとサーバルちゃんの物語も気になるため残念ではあるが、それはたつき監督しか描けないものなので仕方がないだろう。
とはいえ、このPVは公開2日で早くも低評価が6000超え、ファンからは「なんだろうこの違和感…」「もの凄いコレジャナイ感…」などの声が。海外ファンからも「安らかに眠れかばん、決して忘れない」「オー…マイゴッド…」「ノー・たつき ノー・たのしい」などの声もあがっている。
しかしながら、9月に公開されたPV第一弾にいたってはさらにとんでもない状況だ。2018年12月18日18時現在、第一弾PVについた低評価の数は5万件以上。「いいね」の数の約10倍に達している。
コメントも海外ファンの「No Tatsuki, No Tanoshi」をはじめディスコメントの嵐。ポジティブなものを探すのが難しい。
まだ公開前であることを考えると異例尽くしの『けものフレンズ2』。はたして、この逆境を作品ではねのけることはできるのか? 茨の道であることは間違いなさそうだが……。
▼『けものフレンズ2』PV第一弾
▼第二弾