藍屋(あいや)というファミレスチェーンがある。関東圏を中心に店舗を展開しているので、関西や九州、東北などにお住いの読者は知らないかもしれないが、「すかいらーくグループの1つで、日本食メインのファミレス」と言えば、「何となく想像がつく」となる人が多いのではないだろうか。
そんな藍屋に、私は出社前に通い続けた。4日間も。なぜそんなことをするのかというと……! そこに鍋があるからだ。
・藍屋という山
というわけで、第9回目となる「チェーン店の1人鍋ぜんぶ食う」は、『藍屋』を取り上げたい。
さて、『藍屋』という山。私がそこに登る前は、正直なところ「行く意味ある?」くらいに思っていた。店舗数がそれほど多くないので、「藍屋の鍋? そもそも藍屋自体知らないよ」となる人がいるのではないかって気がしたからだ。
しかしながら、実際に登ってみたら “吉野家山” や “すき家山” もしくは “松屋山” や “やよい軒山” に登ったときとは全く違った景色が見えてきた。ひとことで言えば「高級感が違った」といったところだろうか。
まず、金額からして違う。
1:1000円札一枚じゃキツい
ぶっちゃけ高いということだ。少なくとも、私が今まで訪れてきた店舗に比べれば。牛丼チェーン各店ならよほどムチャをしない限り1000円札1枚で1人鍋を食べられたが、藍屋では無理。単品の『鶏白湯スープ炊き鍋』でも税抜940円だから、消費税を加えると1000円を超えてくる。
他にも『牡蠣の味噌鍋御膳』は税抜1890円で、『国産牛もつ鍋御膳』は税抜1990円と、どちらも会計時には2000円オーバー。
吉野家の『牛すき鍋膳(並)』が税込690円だから約3倍だ。しかしながら……やはり高いだけのことはあった。
2:具がデカい
特に『牡蠣の味噌鍋御膳』と『国産牛もつ鍋御膳』は、出てきた瞬間に「具、デカっ!」となった。牡蠣は鍋のなかでベローンと横たわっているし、モツは「豆腐かよ」ってサイズでゴロゴロしている。
今まで食べてきた「吉野家」などの牛丼チェーンや「やよい軒」とは、具材のサイズ感が違う。お味の方も上品で、まさに王道。個人的には、『鶏白湯スープ炊き鍋』が特に最高だった。また食べたい。
3:脇役が充実
『牡蠣の味噌鍋御膳』と『国産牛もつ鍋御膳』、ともに鍋以外にも色々と付いてくる。
うどんに茶碗蒸し、ごはん、小鉢など……。これだけ付いているのだから、牛丼チェーンより高くなるのも仕方がない。むしろ当然だ。それにしても、『牡蠣の味噌鍋御膳』に天ぷらが付いてくるのはうれしいぞ。
4. すき焼きの肉が最高
『黒毛和牛のすき焼き膳(税抜1990円)』を鍋と分類していいかどうかは判断が難しいところだが、最も印象に残った商品だったから紹介しておこう。
この肉はヤバい。口の中に入れると溶けていく。はっきり言って、吉野家の『牛すき鍋膳』や松屋の『牛鍋膳』、やよい軒の『すき焼き定食』とは比較にならない。まあ、価格差を考えれば当然だが、毎日1000円以内の1人鍋を食べている身としては衝撃ですらあった。
5. ご飯おかわり自由&ビール半額の時間がある
全体的に少しお高めの藍屋ではあるが、月〜土曜日のランチタイム(開店〜17時)はご飯おかわり自由。すべてのセットメニューが対象ではないようだが、私が頼んだ『牡蠣の味噌鍋御膳』と『国産牛もつ鍋御膳』ではごはんを何杯でもおかわりできたぞ。
また、土・日・祝日を除く平日の14時〜18時は通常500円のサントリー・プレミアムモルツが249円になる。ほかにも、450円のレモンサワー、390円の冷酒・梅酒・ウーロンハイも249円(※すべて税抜)だ。
私の場合、「ご飯おかわり自由」しか活用しなかったものの、飲み目当ての人は平日14時以降を狙うといいだろう。なお、すかいらーくグループに問い合わせたところ、これらは藍屋全店で実施されているとのこと。
6. さばの塩焼きもウマい
鍋とは全く関係ないが、『大判さばの塩焼き(税抜840円)』も実にウマい。何でそんなものを食ったのかと言うと、私が訪れた時間は「ご飯おかわり自由」で、おかわりしまくりたかったからだ。
そしてこの『大判さばの塩焼き』、身がプリプリで、鍋を食べた後でもご飯が止まらなくなったぞ。
──以上。
藍屋を普段から活用している人なら常識的なことだろうが、そもそも藍屋に鍋があることを知らなかった人も多いのではないだろうか。吉野家ややよい軒とはまた違った楽しみ方ができるから、鍋好きは試してみてくれ。
参考リンク:藍屋
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
★こちらもどうぞ → 「チェーン店の1人鍋ぜんぶ食う」
▼なお、『牡蠣の味噌鍋御膳』のはチーズがついてくるので……
▼鍋にチーズをぶっかけて食べた。こういう食べ方もアリ!
▼4日間藍屋に通い続けた中で、個人的に一番のお気に入りは『黒毛和牛のすき焼き膳』だ。茶碗蒸し等もついていくるぞ。
▼鍋を火にかけ、いい感じにグツグツしてきたところで……
▼肉を投入
▼最高すぎる!
和才雄一郎

















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