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【私的ベスト】記者が厳選する2018年のお気に入り記事5選 ~佐藤英典編~

2018年12月14日

今年も早いもので残すところあとわずか。2018年は、自然災害の多い1年だったように思う。2019年は穏やかに過ごせる1年になることを願う。そして2020年の東京五輪に向けて、いまだ解決していないさまざまな課題が、良い方向に向かってくれると良いと思う。

さて、この1年を振り返って、私(佐藤)がとりわけ印象に残っている記事を紹介したい。年明けに極地冒険家の荻田泰永氏が南極点無補給単独徒歩を達成して、華々しい年明けになったと振り返る。私の選ぶ、お気に入り記事は以下の5つだ。

■【南極冒険50日目】日本人初! 南極点無補給単独徒歩ついに達成!! 荻田泰永氏が偉業を成し遂げる!


荻田氏との付き合いは4年前の2014年にさかのぼる。その年、北極点無補給単独徒歩の挑戦を追いかけたが、残念ながらその年は達成に至らず。2017年末に南極点への挑戦が始まった。当初の計画通り、彼は50日目に目的地に到着した。1日1日のレポートを通して、彼の見ている景色を想像するのは、とても興味深いことだった。次の挑戦が楽しみだ。


■俺は何を血迷ったのか、1万円の弁当を買って食っちまった…… / ミート矢澤の「極味(きわみ)弁当」


すべての血迷いグルメはここから始まっている。人は誰しも過ちを犯し、そして時として血迷わずにいられない生き物であることを、このシリーズを通して感じている次第だ。2019年もより一層ポジティブに血迷って行きたいと考える所存である。


■【検証】あまりにもハズキルーペが気になったので、実際に購入して尻で踏んづけてみた!


この1年、ネット上をはじめ、多くの人がこれに翻弄されたのではないだろうか。すでに皆さんご存知のハズキルーペである。これが何であるのか? 実際に購入したものの、私はいまだにわからない。

ただの拡大鏡かと思いきや、菊川怜さんや武井咲さんに「だ~い好き!」と言わしめる何かがある。もはや拡大鏡という概念さえも飛び越えて、「ハズキルーペ」は「ハズキルーペ」としか言いようのない領域にたどり着いている。来年もハズキルーペから目が離せない……。


■【ハロウィン2018】地獄の渋谷ハロウィンから一夜明けて、ゴミ拾いに参加してみた


今年は深夜から早朝にかけての渋谷駅前に何度か足を運んでいる。ワールドカップ開催中に試合後の渋谷の様子を確かめに行き、ハロウィンの翌朝には駅前にゴミ拾いに参加した。人はなぜ渋谷駅前に集まってしまうのか? この調子で東京五輪を迎えた際には、毎日のようにこんな騒ぎが起きることになるのだろうか? もう少しモラルやマナーが向上することを願う。


■【奇跡の巡り合い】西アフリカ・ブルキナファソで野球を指導した男 “出合祐太” 10年の物語

年の初めに荻田氏の吉報で始まり、年の終わりには荻田氏の縁で出会った、出合祐太氏に素晴らしい話を聞くことができた。アフリカのブルキナファソで何もない中から野球を指導。プロ選手を輩出するまでに至ったその10年間は、決して楽ではなかったはず。それでも夢や希望を感じ取ることができた。彼らがアフリカ代表として、東京五輪に出場することを期待したい。


・2019年は……

この1年はどんな年だっただろうか? 良い年であった人は、さらに良い年に。イマイチだったという人は、やっぱり良い年になることを願う。少し早いけど、メリークリスマス。そして良いお年を。2019年もよろしくお願いします。

執筆:佐藤英典
Photo:荻田泰永・出合祐太, used with permission / RocketNews24.

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