ス、スゲェェェエエエ! なんと、アメリカ大手新聞が発表した「2018年ベストTV番組(海外部門)」にアニメ『宇宙よりも遠い場所』が選出されたのである!! マジかよ!? 日本のアニメガチでSUGEEEEEEE! こいつは祭りの準備じゃーーー!! ところでこの作品知ってる?
・ニューヨーク・タイムズ
2018年12月3日にニューヨーク・タイムズが発表した「2018年ベストTV番組」。ネットも含めて20作のテレビ番組が選出されているが、その海外部門にアニメ『宇宙よりも遠い場所』の名前が! マジかよ……。ニューヨーク・タイムズのコメントは以下の通り。
「『日本の南極観測基地を目指す観測隊に参加する4人の10代少女を描いた元気でユーモアあふれるアニメシリーズ』というと、特定の人たちしか楽しめない番組のように聞こえるかもしれない。
しかしこの作品はどの年齢の人が見ても、どの文化圏の人が見ても楽しめる、笑えて泣ける番組なのだ。また過剰に感傷的な描写や、わざとらしい描写はなく、友との絆がどのようにして思春期の不安や悲しみを乗り越えていくかをものの見事に描いている」
──とのこと。ヒューグラント主演の『A Very English Scandal』と並んでいる。スッゲェェェエエエ! ところで、あなたは本作を知っているだろうか?
・『宇宙よりも遠い場所』とは
2018年冬クールで放送された本作は、マッドハウスが手がけたオリジナルアニメ。どこか居場所を見つけられない女子高生たち4人が出会い南極に行くという物語である。丁寧に描かれる様々なしがらみや葛藤とそれを乗り越える4人の成長が醍醐味の青春群像劇だ。
・5話以降全部泣ける
個人的には、2018年冬アニメでベストにあげられる素晴らしい出来で、5話「Dear my friend」以降、全話涙で画面が見えなくなった。しかし、派手さが皆無だったためか、話題感で言うと『ポプテピピック』や『ゆるきゃん△』に押され気味だったのがやるせない。こんなに良いアニメなのに……。
そんな本作をここに来て評価したのが、まさかのニューヨーク・タイムズ! ありがとうニューヨーク・タイムズ!! そして、これを機会に見てない人に本作が届くことを祈る。本当に良い作品だから。監督いしづかあつこ&シリーズ構成花田十輝チームの次回作にも期待したい。
参照元:ニューヨーク・タイムズ(英語)、宇宙よりも遠い場所
執筆:中澤星児
▼PV第2弾