韓国の人気アイドルグループBTS(防弾少年団)が、本日11月13日に東京ドームでライブを行う。BTSといえば、原爆Tシャツが大炎上したばかり。また、同グループのメンバーがナチス親衛隊のロゴがあしらわれた帽子をかぶったりしたために、ユダヤ人権団体が抗議の声明文を発表している。

そのような状況を考えれば、東京ドームでのライブが中止になったり、自粛ムードになっていても不思議ではない。実際のところどうなのだろうか? 現場の状況を確かめるために、東京ドームまで行ってみた。すると……

ものすごい人混みである。ラッシュ時の新宿駅のようだ。ちなみに、ライブの開演は18時で、私が会場へ着いたのは12時前後。つまり、開演6時間前にもかかわらず、会場周辺は人・人・人。

「これだけ多くのファンが、すでに開場を待っているのか?」と思ったのだが、どうやらそうではないらしい。会場のスタッフに聞くと、東京ドーム前に集まっているのはBTSのグッズを買うために待っているファンたち

なんでもグッズを買うためには事前に抽選が行われ、それに当たった人が指定の時間に集まっているそうだ。そして会場のスタッフの方によれば、「グッズの購入は時間で区切られていて、これからまだまだ来られると思います」というから、トータルでどれくらいの人がグッズを購入するのかは想像がつかない。

また、そのスタッフによれば「グッズを購入されたほとんどの方が、ライブにも来られると思います」とのこと。なお、私が「ライブは予定通り行われるんですか?」と聞いてみたところ、当然のように「ええ」という答えが返ってきた。

・炎上騒動について語るのか?

それにしても、このようなファンを前にしてBTSは炎上騒動について何かを語るのか? それとも、ライブでは騒動に触れないのだろうか? ファンだけでなく、日本中がその発言に注目している。

Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.