最近、コンビニの食べものは著しい進化を遂げている。各社オリジナルブランドに力を入れており、いまや弁当や冷凍食品に「コンビニ=マズい」という考えは古くなった。そしてかれこれ1年前くらいだろうか、ファミマは「お母さん食堂」というコーナーを設けた。

ネーミングは最高にウマそうだが、気になりつつも食べたことがなかった私。しかし、時は来た。このところ、レンチンを攻めている身としてスルーすることは許されない。ということで、これ外したら致命傷だろっていう「甘口たれの牛カルビごはん」をチョイスした。レンチンで出来上がるのに焼肉屋さんで食べるような感じらしいが、どこまでホント?

・一般的な価格

「甘口たれの牛カルビごはん」の値段は288円と、一般的な冷凍食品のごはんものと大差なし。高すぎず安すぎず、絶妙なラインで勝負してきた印象だ。さっそく中身を袋から皿へと移してレンチンしてみた。すると……!

ほうほう、これはイイ感じ! 焼肉のタレを軽くぶっかけたといえばいいだろうか、全体的にタレが行き渡っていてすでにウマそう。ごはんとの相性は食べなくても分かるが、口に入れてみたら……ぐわあああぁっ! こ、こいつはウマい!!

・男性は気にいる味

ピリッと甘辛いタレが恐ろしいくらい食欲を進めてくる。食べる前からマズい訳がないとは思っていたが、これはウマいし男性で嫌いな人はいないレベルの味だ。あまりに信じられないので値段を再確認しても、やはり288円……ファミマ、恐ろしい子っ!

これ、近いうちに爆買いが起きるぞ……いや、もしかしたらもう起きている……下手したら中国から爆買い集団が派遣されているかも……と最大限の心配をしたが、1点だけ惜しい点があった。

・量だけ惜しい

食べ進めていくと明らかに物足りないのだ。それもそのはず280グラム。女性や少食の男性ならちょうどいいだろうが、普段大盛りを注文するような男性からしたら2袋あってもイケるだけに惜しかった。2袋だと576円。それだと高くなっちゃうんだよなァ……。

ただ、それ以外は本当に完璧だった。牛カルビも程よく入っているし、味の方も申し分なし。何ならタレだけで白ごはんを食べられるくらいのクオリティーだった。個人的には400グラムあったら爆買いしていたし、冷凍庫に2つ以上ストックしないといけない体になっていた。うーん、最近のコンビニって素直にスゴい。

参考リンク:ファミマ「甘口たれの牛カルビごはん」
Report:冷凍食品研究家・レンチン原田
Photo:RocketNews24.
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