よくよく考えれば不思議なことに、世の中には「ポケモンGOを止めたいと思っているが止められない人」が存在する。「止めたいなら やらなければいいじゃん」と思う人もいるだろうが、なかなかそうは行かないこともあるのが現実。禁煙と同じである。
そこで今回は、かつてはポケモンGOをプレイしまくっていた人物が依存症から抜け出した方法を紹介したい。あくまでも一例ではあるものの、「止めたいと思っているが止められない人」の役に立つことが出来れば幸いだ。
・まず知っておくべきこと
最初に言っておきたいのだが、かつてポケモンGOをやりまくっていた人物とは私のことである。そしてその方法に行く前に、1つだけ頭に入れておいた方がいいことがあるので、そちらから紹介しよう。何かというと……
すでにご存知の方も多いだろうが、iPhoneのバッテリーは充電回数を重ねれば重ねるほど劣化するということだ。
詳しくは、Appleのサイト内に「iPhoneのバッテリーはフル充電サイクルを500回繰り返した時に、本来の容量の最大80パーセントを維持できるように設計されている」的なことが記載されているから、そちらをご確認いただきたい。
簡単に言うと、1日3回フル充電している人と1日1回しかフル充電しない人を比べると、3回充電している人の方が早く劣化しやすいということだ。「じゃあ、Androidは?」と思うかもしれないが、iPhoneもAndroidも同じリチウムイオン電池を採用していることを記述しておきたい。
・依存症から抜け出した方法
さて、ここからが本題。私が依存症から抜け出した方法を紹介しよう。めちゃくちゃシンプルなその方法が……コレだ。
休日返上で死ぬほどポケモンGOをヤリまくる
──である。ここで重要なのは “死ぬほど” という部分。「日曜日だから家で休もう」なんてもってのほかである。休日は外に出てポケモンGO。休日だけじゃなく、平日も仕事の前にポケモンGO。仕事の後にポケモンGO。なんなら仕事中もポケモンGOだ。
そんな生活をしばらく送っていたら……私の場合、モバイルバッテリーが1台壊れ、iPhoneのバッテリーが怪しくなり始めたあたりで、心境に変化が生まれ始めた。
「今自分が必死になってやっていることは、手間と時間とお金をかけてiPhoneのバッテリー劣化を促進させているだけでは!?」
──という気持ちが、少しだけ芽生え始めたのだ。
・自然とやらなくなる
それからしばらくしたら、「どうでもいいかも」って気持ちが強くなり、プレイ頻度が毎日から2日に1回になり、3日に1回になり、1週間に1回になり、図鑑を埋めることがどうでもよくなり……といった感じで、気がついたらやめていたのである。
だから「休日返上で死ぬほどポケモンGOをヤリまくる」を言い換えると、「iPhoneのバッテリーがイカれるまでヤル」ということになるかもしれないが、早い話が「心の中に『ポケモンGOヤリたい』って気持ちがあるなら、ムリにそれを抑えこまない」ってことだ。
──あくまで「私が実践した依存症から抜け出せました」という方法なのだが、中毒者は参考にしてみてくれ。
ちなみに、ここまで読んで「死ぬほどポケモンGOをプレイしまくってるのに、ポケモンGOを全然やめたい気持ちにならない」って人もいるだろうが、それは「まだまだやり込みが足りない」ってことだと思うぞ。もっとガンガンやるべし! 私から言えることは以上だ。
参考リンク:Apple「バッテリーのサービスとリサイクル」、「iPhoneのバッテリーとパフォーマンスについて」
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
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