9月に突入して、次第に秋の気配が漂ってきた。これから肌寒くなってくると、ついコンビニで買って食べたくなるのが「肉まん」である。
そこでファミマ・ローソン・セブンの肉まんを食べ比べて、それぞれの味を確かめてみることにしたゾ。いったい各社の肉まんにはどんな特徴があるのだろうか? 今回購入した商品と価格は次の通りだ。
【購入した商品】
・ファミマ『熟成生地の本格肉まん』税込130円(211kcal)
・ローソン『ジューシー肉まん』税込130円(250kcal)
・セブン『本格ジューシー肉まん』税込128円(245kcal)
価格はセブンが2円安く、カロリーはファミマが最も低かった。さっそく袋から出して3つの商品を並べてみた。
ファミマとローソンが丸くプックリとしている一方、セブンは平べったい。その他、ファミマとセブンの生地はほんの少し黄色がかっているのに対して、ローソンは白っぽく見えた。ほぅ、微妙な差だが、こうしてみると意外と違いがあるものだ。続いて、重さを計ってみたところ……
ファミマが109g、ローソンが101g、セブンが100gとほぼ差がなかった。数グラム程度なら蒸し具合による誤差の可能性もあるだろう。さて、それぞれどんな味がするのかな〜。
・ファミマ『熟成生地の本格肉まん』130円
ということで、はじめはファミマから実食だ。味わってみたところ、生地はふんわり&しっとり。具はジューシーで量もしっかりあって、素材の歯応えを感じさせつつも柔らかくホロホロと崩れる。また、優しい味付けで食べやすい肉まんだ。
・ローソン『ジューシー肉まん』130円
次はローソン。ひと口いただくと、こちらも生地の食感はふんわり&しっとりだが、ファミマよりも具の味が濃く旨味のある味わいが楽しめた。生地と具のそれぞれの味がしっかりと感じられてバランスは良好だ。
・セブン『本格ジューシー肉まん」128円
最後にセブンを食べてみる。まず生地だが、かなりコシがあってモチモチ。具は素材を活かした仕上がりで、噛むほどに肉やタケノコなどの食感や風味が伝わってくる。なお、味は生地・具ともに3つの中で最も甘くまろやかだった。
3社の肉まんを食べてみた結果、ファミマは優しい味付けで食べやすく、ローソンは生地と具の旨味が感じられ、セブンはコシのある生地と素材を活かした味が記憶に残った。そして3つ中で個人的に最もウマいと思ったのは……
ローソン『ジューシー肉まん』である!
他の2つもウマかったので正直なところ大差は無かったが、ローソン『ジューシー肉まん』は前述の通り、ふんわり&しっとりの生地と旨味のある具が好印象だった。肉まんが恋しくなるこれからの季節。今回のレポートを参考に、好みの商品を見つけていただけたら幸いである。
参考リンク:ローソン、セブンイレブン、ファミリーマート
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.