2002年に生産が終了した伝説のスポーツカー「トヨタ・スープラ」。復活を望む声が多く挙がっていた中、トヨタは2018年3月に『新型スープラ』のレーシングコンセプトモデル「GR Supra Racing Concept」を発表。たちまちネット上で話題になったことは以前の記事でお伝えした。
そして先日、英国で開催されたモータースポーツ関連のイベントで市販モデルのプロトタイプとなる『新型スープラ(A90)』が世界初公開。再び大きな注目を集めている。果たしてどんなマシンとなっているのか、それではさっそくイベントの様子を動画でチェックしてみよう。
・カモフラージュカラーに覆われた「新型スープラ」
動画「New Toyota Supra makes world debut at FOS」では、英国で開催されたモータースポーツ関連のイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2018」で初めて公開された『新型スープラ』の姿を見ることができる。
再生すると、ボディー全体がカモフラージュカラーに覆われた『新型スープラ』が登場! ボディーフォルムの詳細は見えにくいものの、全体的に丸みを帯びたイメージだ。レーシングモデルでおなじみのウイングなどは装備されておらず、市販モデルらしくシンプルなマシンであることがわかる。
・いよいよ「スープラ」の復活が現実に
また、エンジンのサウンドは太くてパワフルな印象だ。ちなみに、いずれかのグレードに直列6気筒エンジンが搭載されることはわかっているが、まだ市販車のスペックに関する正式な情報は明らかになっていない。
レーシングモデルはスポーティーでカッコ良かったが、市販モデルもきっとスタイリッシュでカッコ良く仕上がることだろう。いよいよ伝説の名車「スープラ」の復活が現実味を帯びてきた。市販車の発売は2019年前半の予定となっている。トヨタのさらなる発表を待ちたい。
参照元:YouTube、トヨタ「ニュースリリース」
執筆:K.ナガハシ