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【100均検証】100円ショップの防災グッズで「100円グッズの防災袋」を作ってみた

2018年7月10日

相次ぐ地震に、記録的な大雨と、このところ日本では災害が続いている。自分の住んでいる地域でも、いつ何が起きるかわからない。正直、不安だ。そこで、少しでも不安を取り除こうと、100円ショップの商品だけで簡易的な「防災袋」を作ってみた。

もちろん100円グッズだけ全ての防災グッズが揃えられるわけないし、完璧な防災袋とは言えないが、「こんな商品も100円で売られているのか!」と思ってもらえたら幸いである。まずは、何をチョイスしたのかを一覧表にしてみたい。

【GO羽鳥チョイス100円グッズ防災袋】

01:三角巾
02:LEDライト
03:携帯用ミニトイレ
04:マスク
05:軍手
06:サンダル
07:ビニール袋
08:食品包装用ラップ
09:折りたたみクッション
10:乾電池
11:エア枕
12:アルコール除菌ウェットティッシュ
13:非常用アルミシート
14:飲料水
15:絆創膏
16:ナイフ
17:折りたたみコップ
18:ターボライター
19:洗顔シート
20:手動発電LEDライト
21:電池式モバイルバッテリー
22:充電用USBケーブル
23:充電用Lightningケーブル
24:レインコート
25:ろうそく
26:タオル
27:ぶどう糖
28:ペットボトル用緑茶パック
29:食料
30:歯ブラシ
31:コンパクトタオル
32:折りたたみボトル
33:カバン(300円商品)


──以上33点。もしかしたら余計なものまで入っているかもしれないが、あらゆる可能性を考えに考えてチョイスしてみた。それぞれの商品を選んだ理由は以下の通りだ。


・防具系

まずは基本となる軍手。続いて、どんな状況になるかわからないのでマスクも用意。あとは、裸足で逃げても、せめてサンダルがあれば……との思いから、100円の軽量サンダルをチョイスした。


・トイレ

どんな状況になるかわからないので、携帯用ミニトイレも入れておいた。100円で売っているので、いくつか買って入れておくと良いだろう。


・救急

応急処置的な救急グッズとしては、三角巾と絆創膏をチョイス。買ってみたものの、三角巾の使い方をイマイチわかっていないので、今のうちに覚えておかないと……と気付かされた。


・必須

つづいてはビニール袋と、食品包装用ラップ。特に食品包装用ラップは、たびたび「役に立った」との声を聞く。東京都の防災ブック『東京防災』でもオススメされていたので必須の防災グッズであろう。


・電気系

ライトとしてチョイスしたのは、いつぞやかも記事にしたメチャクチャ明るいLEDライト。あとは電池、それにあわせるように電池式モバイルバッテリーも揃えてみた。なにかとスマホは役立つと思うので、いかなる状態でも使えるようにしておきたい。


・手動発電ライト

まさしく災害用の「手動発電ライト」だ。充電式の電池が内蔵されており、そのままでも点灯するが、その電池すら無くなった場合は……

シャコシャコ握れば電気が点く!

これは見つけ次第、即ゲットであろう。今回の100円ショップパトロールで、最も「こんなものまで100円で!」と驚かされた商品がコレである。


・体を拭く系

おそらくお風呂にも入れない状態が続くと予想。そこで、せめて体をフキフキできるものを用意しておいた。また、「アルコール除菌」のシートは、キズの殺菌等にも役立ちそうな気がするのでチョイス。


・休むために

もし万が一、体育館などの避難所での生活になった時、クッション的なモノがあったほうが体が休まると思い、アウトドア用の折りたたみクッションをチョイス。膨らますタイプの枕も、何かと使えそうな気がする。


・水と食料

生き延びる上で間違いなく必要なのが水と食料であろう。主に、カロリーの高いものをチョイスしたが、その中でも特に「これは!」と思ったのが……

ぶどう糖」である。

なんでも、ぶどう糖は心と体を元気にする大切な栄養素らしく、元気が速攻チャージできるらしい。これは入れておいて損はないだろう。


・防寒など

歯ブラシは当然として、非常用のアルミシートは防寒対策に役立つとよく聞くのでチョイス。あわせてレインコートもあれば鬼に金棒であろう。しかし逆に、暑さ対策のグッズも入れておかねば……と気付かされた。


・タオル

なにかと役立つであろうタオルは数種類用意してみた。が! なかでも「こんな商品があったのか……!」と驚かされたのが、

圧縮されたタオルである。

なんでも、水につけるとほぐれて使えるようになるのだとか。8枚も入っているのにコンパクト。これは店で見つけたら要チェックだ。


・お茶

ペットボトルに入れるタイプのお茶パックも入れておいた。私自身がお茶好きなだけに、水だけでは気が滅入ってしまうかもしれないが、そこにお茶があれば精神的に落ち着くのでは……との予想からだ。


・サバイバル系

様々なシーンで使えるであろうナイフは果物ナイフをチョイスした。ライターは、風に強いターボ系。あとは一応、ろうそくも。何種類ものLEDライトを用意してはいるが、もしかしたら火が必要なシーンもあるかもしれない。


・折りたたみコップ / ボトル

使うシーンがあるかどうかはわからないが、「いつかネタにしようと思って買っておいた100円グッズ」なこともあり、ちょうどよいので入れておいた。それぞれ蛇腹構造になっており、グイ〜ンと伸ばせば……

最大、500mlサイズのボトルになる。ダイソーで購入したアウトドア用のグッズだ。


・スポーツバッグ

最後は、これらのグッズを入れるカバンであるが、ここはセコらないで300円の商品をダイソーで購入した。パンパンながら、すべてのグッズが入ってしまうスグレモノなうえ……

リュック的に背負うこともできてしまうぞ。さすがは300円の商品だ。

──以上である。

こうして一度揃えてみると、あとから「ホイッスル忘れた!」だとか「ペンやテープも入れなきゃ!」だとか、いろいろなことがわかってくるので、まずは揃えてみるのが重要だ。そのグッズが、たとえ100円だったとしても。備えあれば憂いなしだ。

Report:100均研究家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.


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【追記:2018年7月10日15時15分】
▼その後、読者様たちの情報をもとに、さらにグッズを増やしてみた!٩( ‘ω’ )و 一部を除き、すべてキャンドゥで購入。

▼まずは実際に被災に遭われた読者の情報を参考に、「紙皿」と「割り箸」を追加

▼続いてはブルーシート。たしかに何かに使えそうだ。

▼防寒の逆、暑さ対策のグッズも買ってみた。

▼ガムテープ必須との情報もあったので、小型のを購入。

▼こちらは、いつかネタにしようと温めていた100円グッズ。なんとホイッスル+ライト+ボールペンの3 in 1という欲張り過ぎる商品だ!

▼職場近くのインディー系100円ショップ(奥山商店)にて数カ月前に購入。やっと今、役に立った!

▼なにより驚きなのは、上記のグッズを追加したのに……

▼パンパンながら、ちゃんとチャックが閉まったことである。

▼ダイソーの300円スポーツバッグ、あなどりがたし!

▼高めよう、防災意識

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