2018年7月3日3時に試合開始となった、「FIFA 2018 ワールドカップ」の日本対ベルギー。日本代表チームは2点をリードしたものの追いつかれ、アディショナルタイム終了間際に、まさかの1点を失して惜しくも敗退した。
史上初の8強入りを目前にして、健闘及ばずに決勝トーナメント1回戦で敗退となってしまった。いつもはお祭りのような騒ぎが繰り広げられる東京・渋谷駅前のスクランブル交差点は、試合終了後どうなっていたのだろうか?
・試合前は警察不在
試合開始前は、警備にあたる警察官の姿は少なく、ハチ公周辺にはあまり人の姿はなかった。センター街(バスケットストリート)の入り口に、観戦に向けて気分が高揚しているサッカーファンがいるだけで、特に混乱らしいものは見られなかった。
・終了後の人々は?
そして、試合が終了した後、5時15分頃に現地に行ってみると、選手を称えるコールが繰り広げられている訳でもなく、人々は足早に駅へと向かって行く姿が見られた。試合終了前の時間に、すでに警察が交差点周辺を取り囲んでおり、物々しい雰囲気ではあったが、騒ぎ立てる人の姿もなかった。
警察の誘導に従って、横断歩道を静かにわたっていく様子は、試合結果を象徴しているようにも見える。
・夢をありがとう!
日本代表は、本当にあと1歩のところでベルギーに及ばなかった。アディショナルタイムが1分短ければ、結果は変わっていたかもしれない。多くの人が日本代表選手に夢と勇気、希望をもらったことと思う。8強入りへの期待は4年後に持ち越しとなってしまったが、とにかく彼らの健闘を称えたい。
日本代表の皆さん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました!
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24