もしかしたら、この先10年くらいで、日本から喫煙者が絶滅するかもしれない。喫煙所はことごとく廃止され、東京都は条件つきで飲食店での喫煙を制限しようとしている。そんななかフィリップモリスジャパンは、なんとまた値上げをすると発表したのだ!!
紙巻きたばこ86銘柄を最大50円アップ! これによりついに500円の大台にのる製品も少なくない。この件に関して、紙巻たばこ愛飲者は静かに、しかし確実に怒りをあらわにしている。
・10月1日から値上げ
同社は2018年10月1日に施行されるたばこ税の増税に伴い、同社の主要銘柄であるマールボロ(31銘柄)やラーク(38銘柄)、パーラメント(10銘柄)、パーラメント・エス(7銘柄)の計86銘柄の値上げを発表。財務省から認可が得られれば、10月1日から値上がりすることになる。
・喫煙者の言い分
この件に関して、当編集部でラークを吸っているサンジュンに意見を求めると、次のように答えた。
「いいけどいいけど別にいいけど! ラーク吸ってるからモロ痛いけど別にいいよ!! まあ、世知辛いとしか言いようがない世の中ですなぁ。でもそろそろ「取れるとこから取ったろう」みたいな考え方とはおさらばしてもいいんじゃないですかね? というか、公共の喫煙所をこれ以上減らすなや」
──とのこと。値上げについては仕方なしとして認めているものの、ふつふつと怒りの感情が煮えたぎっている様子であった。
・アイコスユーザーの言い分
なお、加熱式たばこの「アイコス」を愛飲している私(佐藤)には、今のところ今回の発表は関係なさそうだ。これを機にサンジュンも紙巻たばこをやめればいいのに。副流煙はアイコスユーザーの私からしても迷惑なので、いっそ火を使うたばこをやめたら? と言いたい。まだ、ライター使ってんの?
しかしながら、こちらとしても楽観視できない。なぜなら、同じく10月1日にアイコスのヒートスティックも値上げされる可能性があるからだ。とんだとばっちりだ。値上げは紙巻たばこだけにしておけ。