芸能人じゃなくても歯は命。誰もが大切にすべきである。歯が痛いと集中力が落ちるし、治療によっては時間やお金がメチャメチャかかる。筆者もこれまでどれほど歯医者に通ったことか、トホホ……。
とはいえ、ちゃんと磨いてたつもりでも虫歯になっちゃうことって、あるよね~。じゃあ、いったい歯のケアには何を使うのが最強なんだろうなぁ、と思っていたら、レビュー用の電動歯ブラシが送られて来た。う~ん、今までず〜っと手磨き派だったけど、電動歯ブラシって実際どうなんだ……!?
・フィリップス『ソニッケアー ダイヤモンドクリーン スマート』
手元に届いた電動歯ブラシは、フィリップスの『ソニッケアー』である。同社のホームページによれば『ソニッケアー』は、日本の歯医者・歯科衛生士の使用率が10年連続No1のブランドらしい。ほぅ、名前を聞いたことはあるが、歯のプロからも人気なのか……。
続いて、外箱に「ダイヤモンドクリーン スマート」と書いてあったので調べてみたところ『ソニッケアー』の最上位機種となっていた。しかし、 “ダイヤモンドクリーン” とは、なんだか歯がキラッキラになりそうなネーミングだが、どんなことが出来るのだろうか?
・開封してみる
ということで箱を開けてみると……なんかいろいろ入ってる! 本体(ハンドル)、ブラシヘッド4本とブラシヘッド専用ホルダー、充電台、持ち運び用のケースのほか、厚手で頑丈そうなガラス製のコップも同梱されていた。
・充電器がシャレオツ
おっ、歯磨き用のコップまで付いてきたぞ!! と感心したのもつかの間、なんとこのコップ、充電スタンドにもなる超便利アイテムなのである。充電スタンドの上にコップをセットして、本体をチョイと入れれば、充電スタート! ワォ、充電中の見た目がシャレオツー!!
しかも、充電スタート時には……
本体がブルっと震えてボワーンと光る!!
・持ち運び用のケースも便利
シャレオツすぎィィィィィイイイイ一ッ! 何度もコップから出し入れしてしまったぞ。さらに、もうひとつの超便利アイテムが、持ち運び用のケースである。パッと見たところ、本体とブラシ2本が入る何の変哲も無いケースのようだが……
な、なんと……
底にUSBケーブルが隠れていて、充電できる優れもの!
これはよい!! スパイ映画の小道具みたいでとってもよいぞ!!! ちなみにコップもケースも満充電に24時間かかるが、約2週間の連続使用(1日2回、2分間使用した場合)が可能とのことだ。
・使ってみる
さて、付属品の説明はこれくらいにして、歯磨きの準備をしよう。まずは本体にブラシヘッドをセットするのだが、4本のブラシヘッドはいずれも色や形が違い、それぞれに目的がある。詳細は次の通りだ。
【ブラシヘッドの目的】
・プレミアムクリーンブラシ(C3)→ しっかり歯垢を除去したい
・プレミアムガムケアブラシ(G3)→ 歯茎のケアをしたい
・プレミアムホワイトブラシ(W3)→ ステインを除去して自然な白い歯にしたい
・舌みがきブラシ(T1)→ 舌の汚れを落とし、爽やかな息にしたい
しかも、好みのブラシヘッドをつければ、自動で目的に合わせたモードや強さが設定され、最適なブラッシングができるという。マジかよ! さっそく「プレミアムクリーンブラシ(C3)」を本体につけてみると……
自動的に「clean」の文字が光った!!
・Bluetoothでアプリと連動
電動歯ブラシってこんなに進化してたのか、と思いきや、さらにスゴい機能を発見。なんと、Bluetoothでアプリと連動。本体内蔵のスマートセンサーが歯磨きの癖をチェックしてブラッシングを指導してくれるという。
そうか、これで商品名にある “スマート” の謎がやっと解けた! さあ、アプリをインストールしてさっそく歯磨き開始だ。どんな磨き心地が体験できるのか。ワクワクドキドキしながら口に入れスイッチを押すと……
おっ、おぉぉぉおおおおおーーーーーっ!
ブラシヘッドが「ブゥゥゥゥゥーン」と震えて、歯や歯ぐきに振動が伝わってキターーーーーッ!! これまで手磨き派だった筆者にとって未知の感覚。はじめは振動が強く少し驚いたが、すぐに馴れた。ものスゴい勢いで歯が磨かれつつ、歯ぐきもマッサージされている感じが、とっても気持ちEー!
そしてアプリのブラッシング指導も電動歯ブラシ初心者の筆者にピッタリ。動かしすぎると「動きを小さく」、強く歯に当てすぎると「弱めてください」てな調子で指導してくれて、超わかりやすかった。ソニッケアー先生、アザーッス!
しかも、1回の歯磨きにかかる時間はたったの2分(クリーンモードの場合)と、たとえウルトラマンが使ったとしても余裕だ。いつも5分以上かけて手磨きしていた筆者からみると、え、もう終わり? と不安だったが、その後、歯がツルツルになっているのが実感できたので、きっとしっかり磨けているはずだ。
フィリップスが推しているように、デンタルフロスとマウスウォッシュを併用すれば、きっと最強のオーラルケアができるに違いない。今までは手磨き派だったが、『ソニッケアー』気に入った!
・機能を最小限に抑えた数千円のモデルも大人気
なお、今回レビューした「ダイヤモンドクリーン スマート」はシリーズで唯一アプリと連動できる機種で市場価格は3万7000円前後だ。また、アプリと連動しない「ダイヤモンドクリーン ディープクリーン エディション」は市場価格が2万円前後となっていた。
その他、『ソニッケアー』は機能を省略した数千円のモデルも大人気。とにかくたくさんのラインナップが用意されているので、歯の健康を保ちたい方は予算と相談しながら、ぜひ好みのモデルを見つけてみてはいかがだろうか。
参考リンク:フィリップス、 ソニッケアー
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.