北海道で “やきべん” の愛称で親しまれている「やきそば弁当」。道外でも期間限定でコンビニに登場したり、都内のアンテナショップでも販売されているので、食べたことのある方も多いだろう。
今回ご紹介するのは「やきそば弁当」のなかでもとびっきりの激レア商品。2018年5月21日に道内で数量限定発売された『やきそば弁当 塩バター風味』である。さてさて、どんな味がするのかな〜。ワクワク……。
・北海道の命名150周年を記念して発売
『やきそば弁当 塩バター風味(希望小売価格180円)』は、北海道の命名150周年を記念して発売された商品だ。筆者は道内のスーパーで同商品を購入。パッケージには確かに「北海道命名 150年 数量限定 記念商品」と書いてある。
ついでに調べてみたところ、北海道150年事業実行委員会事務局のホームページによれば、本道はかつて「蝦夷地(えぞち)」と呼ばれていて、1869年8月15日に「北海道」と命名されたのだそうな。それにしても、まだ150年というのは意外だ。
・1分で出来る
それはさておき、さっそく作ってみよう。蓋をペリッと剥がすと中に入っていたのは、麺、かやく、液体ソース、ふりかけ、そして「やきそば弁当」には欠かせないスープの素である。ちなみにオリジナルのやきべんは中華スープだが、同商品にはコンソメスープが入っていた。
注目すべきは、通常3分のところ1分で出来る点である。ていうか1分って早すぎィィィイイイイイーーー! 油断すると速攻でふやけそうだから、トイレなんかに行きたい時は先に済ませておいた方がいいかもしれないぞ。
それでは、まずはじめにかやくを容器にあけて……
粉末スープもマグカップに入れておきつつ……
熱湯を注いで1分待ったら……
マグカップにもどし湯を注いで……
残ったお湯を切ってから液体スープをかけて……
全体をよく混ぜてふりかけをかけたら……
\(^o^)/ 完成 \(^o^)/
食べてみたところ……
なまらウマいっ!
1分でも麺のもどり具合は全く問題ナシ!! 鶏と野菜がベースのソースからはふんわりとバターの風味が漂い、濃いめの塩味が全体をグッと引き締める。また、ふりかけのブラックペーパーのアクセントも絶妙だ。
その他、具のジャガイモはソースの塩バター味にピッタリで、キャベツの食感もしっかりシャキシャキ。さらにはコンソメスープも焼きそばと相性バツグン! やっぱりやきべんは、このもどし湯で作るスープがイイんだよな〜。
道内で数量限定発売された激レア商品『やきそば弁当 塩バター風味』は、1分で作れるうえに激ウマ。北海道みやげにもオススメだ。ちなみに5月23日時点では大手ネット通販サイトでも販売されていたので、気になる人はチェックしてみればいいべさ!!
参考リンク:東洋水産「やきそば弁当 塩バター風味」、北海道150年事業実行委員会事務局
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.
▼思い起こせば新幹線開業時にも1分でできる「やきそば弁当 エクスプレス」が発売されていた