セミの鳴き声、川のせせらぎ、踏切の音……。日本の田園風景にはノスタルジックな魅力がある。2000年に第1作が発売された人気ゲーム『ぼくのなつやすみ』は、そんなどこか懐かしい田舎の世界を体験したい、という欲求に見事応えた名作だった。

もしも、あの素晴らしき『ぼくのなつやすみ』を超リアルにしたようなゲームがあったら? 日本の田舎を自由に歩き回ることができるゲームがあったら? あるんです。2018年6月13日、Steam にて発売予定のゲーム『NOSTALGIC TRAIN』。そのトレイラーを今すぐ見てみよう! 『ぼくなつ』ファンなら悶絶すること間違いなしである。

・日本の田舎を歩くゲーム

ナラティブ&背景アーティストの畳部屋さんが発表したゲーム『NOSTALGIC TRAIN』は、日本の田舎を舞台にした一人称視点のアドベンチャーゲームだ。ストーリーは、「夏霧」という駅で目を覚ました「私」が、見えなくなった人々と失った記憶の謎を解き明かしていくというもの。

・どこか懐かしい風景

公開されたトレイラーには、誰もいない駅舎、あぜ道、神社へ続く階段、小学校などが映っており、切ない BGM と相まって、そのどれもがたまらなくノスタルジック。まるでアニメの世界だ。そうそう、こんなゲームがやりたかったんだよ。

・楽しみ方は2つ

ゲームにはストーリーモードの他に、「夏霧」の世界を自由に歩き回ることができるフリーモードも収録されている。この美しい風景の中を目的なくただ歩き回るなんて、考えただけで癒されそうではないか。

・クラウドファンディングで誕生

パトロン型クラウドファンディングサイトでの支援者による資金により、開発費が補助され制作されたという本作。トレイラーを見てもらえば分かる通り、個人で作ったとは信じられないほどのクオリティーである。『ぼくなつ』ファンならずとも、ぜひ多くの人にチェックしてもらいたい! 予価は2000円だ。

参照元:YouTubeSteam
執筆:あひるねこ

▼ノスタルジックな日本の田園風景を楽しむことができる