起きちゃダメだ、起きちゃダメだ、起きちゃダメだ……とスタッフの誰もが思っていても、ついつい起きてしまうのが放送事故である。気がついたら時すでに遅し。お茶の間が大騒ぎになっていることも珍しくない。

生放送に放送事故はつきものだけに、今も世界のどこかで起きている──。そして先日、アメリカはニューハンプシャー州の『WMUR−TV』でも、想定外のハプニングが起きた。天気予報の生放送にまさかの珍客! 遠慮なしの乱入劇で画面をジャックしていたのだ。

・犬が画面を横切るハプニング

天気予報の最中に放送事故とは、穏やかではない話である。きっと現場は騒然。てんやわんや状態となったに違いない……と思いきや、意外と平和だったのが今回の話。というのも、動画「Dog interrupts Josh Judge’s live forecast」で確認すると分かるように、乱入してきたのはまさかの犬だったからである。

どうやってスタジオに入り込んだのかまでは不明だが、ワンコはどこからともなく現れると画面右からひょっこりはん。その後も堂々とした態度で、ノシッノシッと画面を大きく横切って映り込んでしまった。

・放送事故なのにホッコリ

ただ、想定外のハプニングには変わらず。それでも平和に済ますことができたのは、スタジオの余裕もあったからだろうか。犬が現れても誰も慌てず、気象予報士の男性さえもサラリと対応してみせた。放送事故なのに事故らしくない。珍しいタイプの放送事故だった。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし