急きょ行われた人気アイドル「TOKIO」の記者会見。メンバーの1人山口達也さんの起こした問題について、 城島茂さん・国分太一さん・松岡昌宏さん・長瀬智也さんの4人は、自らの口で謝罪すべきと判断し、2018年5月2日に会見を開くに至った。
その会見の取材に臨んだ私(佐藤)は、あろうことかカメラを忘れるという失態をやらかし、「写ルンです」で撮影する事態に。実際に撮影し現像してみたところ、驚きの画をフィルムに収めることとなった。記者会見の様子を写ルンですで撮影すると、こうなるのか!
・写ルンですで撮影しているのは……
会見が行われたのは都内のホテル。その広い宴会場で、同日14時から行われた。集まった報道陣はざっと数えても100人は下らない。テレビ局大手5社はもちろん、ラジオ・新聞・雑誌・ウェブメディアなどなど。途方もない数のメディアが4人の発言に注目した。
その会場で、写ルンですを使用しているのは、なんと私だけだった!
・スマホで撮ることができなかった理由
おそらく、これを読んでいる人はこう思うかもしれない。「カメラを忘れたのなら、スマホで撮ればいいじゃないか」と。
しかし、それは禁じられていたのである。会見に際してはいくつかのルールが設けられており、スマホ・タブレットでの撮影は禁止だった。写ルンですを用意したのは、結果的に “吉” だったのだ。
先の記事でもお伝えしたように、私はメンバーが入場してくると、シャッターを押しまくった! フィルムを巻きまくった! いわゆる「高速連写撮影」である。27枚撮りの写ルンですの撮影許容量にアッと言う間に達して、早々と会見場を後にした。
ゆっくり会見を取材しても良かったのだが、早く帰るのには理由がある。それは……
現像に出さないといけない……。
・これが写ルンですで撮影した写真だ!
大急ぎでカメラのキタムラに行き、約1時間で現像完了。早速写真を確認してみると、見事に写っているじゃないか! これがTOKIOの記者会見の様子である!
刮目せよッ!!
※ なお、紹介する画像は、現像しプリントした写真を改めてiPhoneで撮影したものである。
会見場に入った後に、約30秒にわたって頭を下げ続ける4人。
若干会場が暗いように見えるが、登壇後のフラッシュの使用はNGだったために、会場が暗く見えている。実際は明るい。ちなみに4人のメンバーは左から長瀬さん・国分さん・城島さん・松岡さんだ。
その後、顔を上げた4人。それぞれ表情は硬く、複雑な感情を抱えているように見えた。いくぶん憔悴しているように見えるのは気のせいだろうか?
まさかこれほど印象的な写真を撮ることになるとは。多くのカメラマンが会場にいたはずである。それらのカメラマンをしても、これほどまでに印象に残る画を撮ることはできないかもしれない……。
・これからどうなるのか?
それにしても、この先、TOKIOはどうなってしまうのか。山口さんは、辞表を城島さんに提出したという。今後の方針について、メンバー間でも意見がわかれているとのこと。
今後の動向に注目が集まりそうだ。
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24