一般的にはあまり馴染みのない「農業用トラクター」。文字通り、農作業のために作られた乗り物で、特徴のひとつに普通のクルマよりもはるかに低速な点が挙げられる。
しかし、カスタム次第で爆速仕様にできるようで、農業用トラクターがとんでもないスピードを出してギネス記録を更新した。いったいどんなマシンなのか? 動画と共に全貌を見ていこう。
・マシンの名は「Track-tor」
動画のタイトルは「The Record Breaking ‘Trak-tor’ | Top Gear: Series 25」である。これは英国の自動車番組『トップギア』によって作られたカスタム仕様の農業用トラクターが、世界最速記録に挑んだ時の様子を収めたものだ。
『トップギア』によると、マシンの名は「Track-tor(トラック・トール)」。500馬力のパワーを誇る、5.7リッターのシボレー社製V8エンジンを搭載。ボディーはランボルギーニと同じオレンジカラーで仕上げてある。
・野太いエンジン音を立てながら発進
動画を再生すると、いかにも速そうな「Track-tor」が登場! ブォン、ブォン、ブウォォォオオオーーーーーン!! と荒々しいエンジン音を立てながら発進するとグングン加速して……みごと農業用トラクターの世界最速記録を更新だ!
2回走行の平均によって算出された記録は時速140.3km(87.2mph)。スポーツカーと比べるとさほど速くはないものの、農業用トラクターなので大変クレイジーなスピードだ。詳しくは動画をご覧いただきたいが、凄まじいギャップに驚かされることを約束しよう。
参照元:YouTube、Top Gear(英語)
執筆:K.ナガハシ
▼なんと「農業用トラクター」が時速140キロ!