日本を代表する自動車メーカーのひとつであるトヨタ 。最近では自動車のみならずヒト型ロボットの開発にも注力しており、昨年はまるで人間が中に入っているかのような滑らかな動きをするロボット「T−HR3」を発表して世界を驚かせた。
そのトヨタが開発したあるヒト型ロボットの動画が、つい先日YouTubeで公開され注目を浴びている。その名は「CUE(キュー)」。なんと、恐るべき精度でバスケットのシュートを決めるというから見逃せない!
・ロボット vs 人間のシュートバトル
注目のヒト型ロボットは動画「100%シューターCUE(キュー)登場!」で見ることが出来る。これはトヨタが母体のプロバスケットボールチーム「アルバルク東京」が公開したものだ。
再生すると、バスケットボールのユニフォームを着た真っ黒なヒト型ロボット「CUE」が登場! その後、アルバルク東京のプロバスケット選手2人が現れ、ロボット vs 人間のシュートバトルが始まる。
・ほぼ完璧なシュート精度
「CUE」の興味深い点が、人間に近いフォームで正確なシュートを打つ点だ。海外メディアCNBCによると、20万回に及ぶ練習を行い、ほぼ完璧な精度を保てるようになったとのこと。バトルでは正確無比な「CUE」を前に、人間チームはお手上げ。当然ながら負けてしまう。
トヨタが以前に発表したヒト型ロボットと、この「CUE」が合体したらスゴいことになること間違い無し。いつかシュートだけでなく、ドリブルやダンクも出来るロボットがトヨタから誕生するかもしれない。