やあ、みんな! 突然だけどディズニーランドはお好きかな? お兄さん(P.K.サンジュン/ 40歳)は千葉県で育ったから幼い頃からよく東京ディズニーランドに行ったもんさ。高校のときは放課後に自転車でディズニーランドまでかっ飛ばしてたぜ!
それはどうでもいいとして、アトラクションもパレードも最高のディズニーランドだけど、グルメも最高すぎるよな! お兄さんのお気に入りはチュロス!! 「いろんな味が楽しめるディズニーのチュロス最高ォォォオオオ!」とつい先日までは思っていたんだけど、本場の味を知っちゃってショックを受けているんだ……。
・メキシコも本場の味
チュロスの発祥については様々な説があるんだけど、スペインがチュロスの本場の1つであることは間違いない。メキシコは16世紀からスペインに植民地化されていたから、今でも多くのスペイン文化が残っているんだ。
建築物はもちろんのこと、言葉だって基本はスペイン語しか通じない。お隣がアメリカなのに英語じゃなくてスペイン語なんだぜ? そして今回ご紹介する「チュロス」もスペインから持ち込まれたものなんだ。
何が言いたいかっていうと、メキシコのチュロスは本場スペインのチュロスとほぼ同じってこと。……とか言いながらスペインに行ったことが無いので確認のしようがないんだけど、メキシコには多くのチュロス専門店がありとてもポピュラーなおやつなんだ。
・エルモロのチュロス
そしてお兄さんが感動したのが、1933年創業の老舗「エルモロ(EL MORO)」のチュロス。エルモロは各種ガイドブックにも掲載されている人気店で、なんと24時間営業している。「24時間いつでも食べたくなっちゃうチュロスってどんな味なんだろう?」そう思ってエルモロに足を運んだんだ。
結局お兄さんは2回エルモロに行ったんだけど、決して広くない店内は昼も夜もお客さんで大にぎわい。揚げたてにその場で砂糖かシナモンにまぶして食べるチュロスは、外はカリッと中はふわふわで「今まで食べてきたチュロスは何だったんだろう?」とショックを受けるほど激ウマだった──。
しかも安い! 基本は1人前4本セットなんだけど、20ペソだったから120円くらいって計算だ。つまり1本30円……! とんでもなく美味しくてこんなに安いって信じられるかい? もうディズニーのチュロスがちょっと太い枝くらいにしか思えないよ……。
・ホットチョコレートが地獄の甘さ
ちなみに、エルモロのもう1つの名物はホットチョコレートだ。こちらはお兄さんの人生で間違いなくもっとも甘い飲み物だった。簡単に言うと「あ、これ1杯飲み終える頃には歯がボロボロになってるな」ってくらい甘い。
ガイドブックには「濃厚な甘さ」って書いてあったけど、そんな次元の甘さじゃなかったよ。ノドが焼けるどころかノドを突き破るんじゃないかってくらい甘かったんだから。実際、ホットチョコレートの後にチュロスを食べても砂糖を一切感じなかったしね。
店内では4~5歳くらいの女の子もチュロス4本をペロッと食べていたから驚きさ。本当の本当に美味しいから、もしメキシコに行く機会があったらぜひエルモロのチュロスを食べてみてくれよな。たぶん飲み干せないけど、ホットチョコレートも忘れるなよ!
参考リンク:EL MORO(エルモロ)
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼本場のチュロスはこうやって丸い状態を揚げるんだ。知ってたかい?
▼そしてハサミでカット。見てて気持ちいいよ。
▼砂糖で十分甘いが、さらにディップするのも本場スタイル。
▼小さい女の子も、でっかいシェイクとチュロス4本をペロリと食べていたよ。
▼チュロスの概念が変わるウマさだから、メキシコに出かけたらぜひ食べてくれよな!