ロケットニュース24

自力でドアを開ける「キモい犬型ロボット」がやっぱりスゴい! 人間に妨害されても正常に動いてミッション遂行

2018年2月23日

「ボストン・ダイナミクス社」といえば、高性能ロボットを次々と発表している米国の有名企業である。つい先日、助け合いながら行動する「キモい犬型ロボット」の動画を公開したばかりだが、またしてもインパクト抜群の性能を明らかにした。

動画「Testing Robustness」には、性能テストのため、人間から妨害されるロボットの様子が収められている。ただ、アレコレ妨害されながらも「キモい犬型ロボット」は正常に動くから大したものだ。

・ひとりの男性がロボットの動きを妨害

動画を再生したら、今やすっかりお馴染みとなった同社の4脚歩行ロボット「SpotMini(スポットミニ)」が登場する。前回同様、装備されたアームを使って、目の前のドアを開けようと試みる。

しかし、今回の設定はドアを開ける前に邪魔が入るというもの。突然、どこからともなくホッケースティックを持ったひとりの男性が現れ、SpotMiniの動きを妨害し始める。SpotMiniはめげずにドアを開けてその先へ進もうとするも、男性の手によって強引にドアから遠ざけられ続ける

・妨害があっても正常に作動

はたしてSpotMiniは無事なのか。その後、男性がいなくなって経過を見守ると、正常に作動してドアを開けてみせた。なんだかイジメのようでSpotMiniがかわいそうに思えてくるが、これはあくまでも性能を試すためのテスト。確かに日常生活でロボットを導入しようとしたら、さまざまなケースを想定する必要がある。

相変わらずキモい動きなのはさておき、外部から手を加えられても性能に問題なしというのはスゴい。今後もしも「ボストン・ダイナミクス社」が市販用のペットロボットを作ったら、きっと驚異的な製品が完成することだろう。どんな展開をみせてくれるのか、これからも同社が生み出すロボットから目が離せない。

参照元:YouTube
執筆:K.ナガハシ

▼妨害されても正常に作動

モバイルバージョンを終了