宇宙を股にかけるSF(サイエンス・フィクション)。SFの乗り物にはロマンが詰まっている。大砲満載の宇宙船もカッコいいが、空飛ぶ車も捨てがたい

2018年2月6日、アメリカでそんなSF世界に1歩踏み出す打ち上げが行われた。打ち上げを行ったのは、ロケットや宇宙船の開発・打ち上げなどの宇宙輸送業務を手掛ける会社『スペースX』。打ち上げられたのは、なんと真っ赤なスポーツカー

・発想からして超スケール

ロケットの名前は『ファルコンヘビー』。火星軌道を目指すこの大型ロケットの上段には、テスラ社のスポーツカー・ロードスターが積載されている。宇宙にスポーツカーを打ち上げるという発想からして超スケール!

しかしそれだけにとどまらず、ロードスターには3台のカメラが搭載されている。その映像はYouTubeの動画「Live Views of Starman」で確認することが可能だ。スポーツカーが宇宙を走る様子は完全にSFの世界。フロントガラス越しに地球が見える! スゲェェェエエエ!!

ちなみに、「スターマン」とは、ロードスターの運転席に座っている人形の名前。前述の通り、上手くいけば火星軌道に乗るロードスターとファルコンヘビー。スターマンが見せてくれる映像に今後も期待である。

参照元:YouTubeBUSINESS INSIDER(英語)
執筆:中澤星児

▼宇宙を走るロードスター

▼ちなみにロードスターは社長であるイーロン・マスクの私物