この春、大阪市の交通事情が変わりそうだ。2018年4月1日より市営のバスと地下鉄が民営化して、それぞれ別会社となる。それに先立って、新しい市営地下鉄の愛称が発表された。
新しい名前とは……「Osaka Metro(大阪メトロ)」である! この発表に大阪市民をはじめとするネット民はざわついており、さまざまな声が上がっているのだ。
・市営地下鉄、バスの民営化
大阪市交通局が1月25日に発表した内容によると、新会社「大阪市高速電気軌道株式会社」の愛称は Osaka Metro に決定したとのこと。大阪市営バスは「大阪シティバス株式会社」になる。従来の切符や定期券の利用は引き続き可能とのことだ。
ちなみに Osaka Metro は、他の鉄道会社との連携を図り、ICカードの普及を目指すそうだ。
・大阪出身者は?
このことについて、当編集部の大阪出身者、中澤星児に感想を尋ねると、次のように答えた。
「え? 大阪メトロ? はあ、「どう思う?」って聞かれても。別に……」
特に関心を示さなかった。地元のはずなのに……。
・ネットの声
ネット上では新たな名称に関して、いろいろな声が上がっている。
「大阪メトロってかわいいな」
「東京に追随してる感じ」
「なかなかのおしゃれじゃない?」
「あまり好みじゃない」
「大阪メトロって何?」
「なんか馴染めないわ」
「響きがだせえ」
「東京と張り合ってるのか?」
……など。肯定派・否定派で意見は真っ二つ。歓迎する声もあれば、受け入れないという意見もあり、賛否入り乱れている状況だ。
なお、略称については、大阪メトロを縮めて「大トロ」と呼ぶ声が圧倒的に多い。これは Osaka Metro という名前よりも大トロの方が浸透することになるかも。いずれにしても、新会社のこれからが楽しみである。民営化したからこそ、できることをやっていって欲しい。