もはや誰もが本屋だと忘れているオモシロ雑貨店、それが “ヴィレヴァン” こと「ヴィレッジ・ヴァン・ガード」だ。同店で販売されている商品の多くは「これいる?」と謎なものばかりだが、正月恒例の福袋こそヴィレヴァンの真価が発揮される。

結論からいえば、今年もヴィレヴァンの福袋はゴミ! どうしようもない!! ……んが、それを補って余りあるワクワク感もハンパない! そうだ、このどうしようもなさこそが俺たちのヴィレヴァンなんだ!!

・最高額の1万円福袋

毎年ヴィレヴァンでは数多くの福袋を販売している。今回はその中でも最高額の「1万円福袋」の中身をご紹介しよう。成人男性がようやく抱えられる巨大サイズの1万円福袋……。衝撃の中身は以下の通りである!

ヴィレヴァン「1万円福袋」の中身

・牛のぬいぐるみ
・陶器アロマ加湿器
・リュックサック
・球体迷路ゲーム
・靴下3点セット
・地球型メジャー
・クラフトペーパー

以上、7点である! 注目は何といっても、開封した週間に飛び出してくる「牛のぬいぐるみ」だ。改めて言うまでもないが、2018年は戌(いぬ)年である……。それなのに、そこそこ立派なサイズの牛をねじ込んでくるとは……さすがヴィレヴァンとしか言いようがない。

この牛のぬいぐるみだけは値段が判明しなかったが、仮にコレを3000円だとした場合、総額は1万7000円ほどになるから元は十分に取れている。特に「陶器アロマ加湿器」は7000円もする高級品なので「陶器加湿器を買うかどうか迷ってた」という人には文句なくオススメだ。

とはいえ、やはり今年もあえて「ヴィレヴァンの福袋はゴミだった」と言わせてもらおう。ヴィレヴァンを愛する故に言うが、牛のぬいぐるみを始め、どれもこれも使えねえ! どうしようもNEEEEEE!!!!! でもそんなヴィレヴァンが大好きさ!

というわけで、安定のゴミっぷり、そして安定のワクワク感が満載だったヴィレヴァンの1万円福袋。なお「牛のぬいぐるみは気分的に100万円の価値がある」との声もあったから、考えようによっては超絶お得な福袋なのかもしれない。

参考リンク:ヴィレッジ・ヴァン・ガード
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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▼開けた瞬間、牛。

▼なお、牛は「猛猛(モーモー)ちゃん」と名付けられました。