世の中に完璧な人など存在しないが、「良い人でいよう」と言動に気をつける心構えは大切だ。なにせ、気配りはコミュニケーションをとるために重要なこと。自分が良い人になる努力をすることで、他人にも優しくなれる。
ただ、人生いろいろ。時には「この人は良い人ではないな……」と思う人物と出会うこともある。今回は、海外掲示板サイトRedditのユーザーが「良い人ではないなと思うサイン」について語っていたので、いくつか紹介することにしたい。
1.他人の失態をSNSに投稿する人
友達が泥酔して潰れている写真や人の変顔など、本人の了承なしにSNSに投稿する人はどうかと思う……という意見があった。筆者の周りにもこういう人物がいるのだが、SNSに投稿するまではしなくても、酔っぱらった友達の写真や動画を必ず撮る人がいて、脅しのネタでも集めているのかと思ったことがある。
2.借りた物を返さなくても平気
「人から物やお金を借りておいて、すぐに返さない人も良い人だとは言えない」とのコメントもあった。なかには、ずっと返さずに自分の物にしてしまう人もいるそうで、そんな人には二度と何も貸したくなくなってしまうに違いない。
特に、お金に関しては「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉もあるくらいだ。人に借りなくてもいいよう、貯金に努めることは社会人として当たり前ではないだろうか。
3.自分は良い人だと主張する奴
人間的に出来ている人は、わざわざ「自分は良い人」だと主張する必要はない。「俺・私は真面目」だとか「浮気したことなんてない」と、やたらと強調する人に限って真逆なことが多いと述べるユーザーもいた。
4.有言不行が当たり前になっている人
いつも「〇〇する」と言って、全く実行しない有言不行が当たり前になっている人は、「人間として尊敬できない」という声も。そういう人物は、意外に周りに少なくないはずなので、反面教師だと思って有言実行、もしくは不言有行を心掛けたいものである。
5.ギブ&テイクが出来ないタイプ
あるユーザーは、「いつも誰かに頼るばかりだったり、人から施しを受けておきながら当然のことのように思って、何も返そうとしないタイプも良い人だとは思わない」と述べている。
人間関係のバランスを上手く取るには、与えてばかりでもいけないし与えられてばかりでもいけない。その辺のギブ&テイクのバランスを保てる人は、健康的な人間関係を維持できる人だと言えるかもしれない。
6.言い訳ばかりして自分の非を認められない人
誰だって間違いを犯すし、意図せず人の気分を害してしまうことだってある。そんな時に、自分の非を認めず言い訳ばかりしている人は、「この人は器が小さいな」と思わざるを得ない……とコメントする人もいた。
しっかりとしたモラルを持ち、常に正しい行いをして良い人であり続けることは、簡単でないかもしれない。しかし、その努力を続けていたら周りからも信用されるようになるし、必ず良い形で自分に返って来るのではないだろうか。