飛行機に乗って旅をする際、長いフライトとなると座席の場所は重要である。窓側は景色を楽しめるし、通路側は隣の人に断らなくても好きな時に席を立てる。

そんな、通路側と窓側のどちらを選ぶかで、ある程度人の性格が分かるとの説があるのだが、読者の皆様はどちらがお好みだろうか!?

・窓側&通路側のどちらに座るかで人の性格が分かる!?

米Yahoo が、米ワシントン大学のジョナサン・ブリッカー教授に問い合わせたところ、飛行機に搭乗する際に窓側と通路側のどちらを好むかで、その人の性格的な傾向が分かるとのこと。

もちろん、「窓側の席を選ぶから○○な性格だ」とは断言できないし、席を選ぶ理由も人それぞれだと思う。いくつか特徴を以下に紹介するが、参考程度に自分と比較してみて欲しいと思う。

・通路側を好む人の性格は?

【自由を好む】
隣の人に断ることなく席を立ってトイレに行けたり、頭上の荷物を取れたり出来るので自由を好む傾向があるらしい。

【内向的】
大勢の人と狭い空間に閉じ込められる飛行機では、内向的な人は息苦しさを感じることもあるのだとか。通路側だと人や飛行機の壁などに挟まれないので、少し楽な気分を味わえる通路側を選ぶことが多くなるのだそう。

【優位に立つのが好き】
通路側だと一番にドリンクをゲットできるし、何かと客室乗務員に物事を頼みやすい。また、トイレに行きたい窓側や真ん中の人は、通路側の人に「すいません」といった感じで席を立たなければいけない。したがって、通路側を選ぶ人は、少し優位に立った感覚を味わいたいという傾向があるという。

・窓側の人の性格は?

【プライバシーを尊重】
窓側は、壁にもたれられるので隣の人との接触が少なくなるし、席を立ちたい隣の人に邪魔されることもない。

【巣作りを好む】
窓側だと、壁に枕を置いたり、ちょっとした自分の空間を作ることが出来る。そのために、「巣作りを好む」という分析結果となったようである。

【夢見る人】
窓から見える景色を眺めながら、これから自分が向かう場所や経験することに想いを馳せて、空想にふけることが出来るからなのだとか。

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・この分析は実際に当てはまるの!?

果たして、この分析が実際に当てはまるのか、ロケットニュース編集部スタッフ&ライター16人を対象にアンケート調査を行ってみた。その結果、通路側を好む人が9人となり、「“自由を好む” というのは当たっているけど、“内向的” で “優位に立つのが好き” は違うと思う」との意見が多かった。

対する窓側を選んだ人は7人となり、3項目全部は当てはまらなくとも、「自分の空間を作るのが好き=巣作りを好む」といった具合に、「自分には、そういうところがあるかも」と答えた人が大半に。この結果、ブリッカー教授の分析は、ある程度は当たっていると言ってもよさそうだ。

ちなみに筆者は、とにかくトイレが近いので絶対に通路側である。やはり、隣の人に断らずに席を立てるので、自由を好むところがあると思う。とにかく、最高のパターンは機内が空いていて、3~4人掛けの席に横になれるほどガラガラな場合ではないだろうか。

参照元:Yahoo USA(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.