2016年に訪日外国人旅行者数が過去最高を記録し、ついに2000万人の大台を突破した。今では都市部だけにとどまらず、地方を訪れる人も増えているようだ。
異国の地・日本に来て、外国人旅行者はどのような “違い” を体験しているのか。ということで今回は、海外掲示版サイト「Quora」のユーザーたちが日本に来て驚いたことを挙げていたので、いくつか紹介したいと思う。
1. 小さな子供が一人で電車に
小学生が一人で電車に乗って通学するのは日本で珍しくないが、欧米諸国では滅多に見ない光景だ。なので、ネットユーザーが「6~7歳ぐらいの子供が、一人で電車やバスに乗っていた」と驚きのコメントをしていたのは納得である。
2. 食べ物が超安い!!
「日本に来るまで、物価が高くて食事代に費用がかさむと思っていた」という外国人旅行者は多い。ところが、観光地では屋台も多く、激安なうえに美味しくて驚いたとコメントしている。
特に、飲食の安さに驚く人は多いようで、筆者の外国人の友達は「日本の文化で一番素晴らしいのは、飲み放題が多いこと」だと言っていた。飲み放題や食べ放題コースを提供している店がどこにでもあり、安い値段で思い切り飲食できるのは最高なのだそうだ。
3. 若者ファッションが面白い!
それはさておき、お次はファッション。東京の原宿など、流行の最先端エリアで目撃した若者のファッションが、過激かつユニークだったと語る人もいた。少し前になるが、2007年に日本を訪れたユーザーは、ガングロのギャルを見てビックリ仰天してしまったそうだ。
4. 目の前で料理してくれるのが楽しい!!
お好み焼きをはじめ、焼き鳥や炉端焼き、果てはパンケーキまで、日本では客の目の前で料理をする飲食店が多い。海外のレストランではあまりないスタイルだけに、自分が食べる料理の出来上がる過程を見るのは面白いようである。
また、日本人は食材の鮮度にこだわりが強く、クリエイティブなメニューも多くて、「食べ物がカルトレベル」だとコメントしているユーザーもいた。
……などなど、どの国にも文化の違いがあるとはいえ、いろいろなことに驚いていた。ちなみに筆者の友達は、日本人の親切心に感動していた。財布を落として探しに戻ったところ、サービスカウンターに届けられていて、現金もクレジットカードもそのまま。海外では、まずありえないことのようだ。
2020年に東京オリンピックが開催されるだけに、訪日外国人旅行者数は右肩上がりで増加することが予想される。これからも、数多くの外国人旅行者に日本を満喫してもらって、どんどん驚嘆してもらいたいものだ。