カナダ出身のアヴリル・ラヴィーンは、2002年にリリースされたデビューアルバム『Let Go』が大ヒットし、日本でも絶大な人気を誇るシンガーだ。現在、ニューアルバムのリリースが近づいている彼女だが……
セキュリティ関連の米ソフトウェア会社が、ネットユーザーに思わぬ警告! なんと彼女の名前をGoogleで検索したら大変なことが起こるかもしれないというのである!
・「アヴリル・ラヴィーン」の名前をググったら危険!?
英ニュースサイト『The Guardian』によると、「アヴリル・ラヴィーンの名前をググったら危険」だと警告を発しているのは、米McAfee社だ。なんでも、同社が発表した「2017年版:検索したらウィルスに感染しやすいセレブの名前ランキング」のナンバーワンに、アヴリルがランクインしているというのである。
・セレブの名前にユーザーが引っ掛かりやすい
サイバー犯罪者は、話題になっているセレブの名前でユーザーを悪質サイトにおびき寄せ、ウィルスに感染させて個人情報を盗むケースが多いのだとか。
やはり、自分が好きなセレブの音源や動画などを目にすると、ウィルスに感染するリスクを考えずにダウンロードしてしまうユーザーが多いのだろう。アヴリルに関しても単に名前を検索するだけでなく、「アヴリル・ラヴィーン、無料MP3」で検索したら、ウィルスに感染する確率が7.5パーセントアップするとのこと。
・アヴリル替え玉説で検索率がアップしたせい!?
ニューアルバムのリリース、そして「14年前にアヴリルは死亡し、現在は影武者が立てられている」との説がネットを席巻したこともあって検索率がアップ。そうした経緯で、彼女の名前からウィルスに感染する確率も倍増してしまったようだ。
彼女のほかには、人気歌手のブルーノ・マーズが2位にランクインしていて、続けて同じくシンガーのゼイン・マリクとカーリー・レイ・ジェプセン、セリーヌ・ディオンらの名前も挙がっている。たった1回のクリックで、大切な個人情報が盗まれてしまう場合もあるので、パソコンやスマホのセキュリティ対策はしっかりしておきたいものだ。
参照元:Facebook @Avril Lavigne、The Guardian(英語)
執筆:Nekolas