テレビの生放送はぶっつけ本番なため、予想だにしていなかったハプニングや、思わずクスクスと笑ってしまうような出来事が起こることもある。まさにそんな瞬間が、海外のニュース番組の生中継で激撮されたというので紹介したい。
思わぬハプニングがあったのは、リポーターが取材をしている生中継の最中。なんと忍者のように忍び寄る超~カワいい泥棒が、カメラの隅っこに映し出されていたのである!
・地元テレビ局が町中で取材していると……
米ニュースサイト『UPI』によると、ハプニングが起きたのは、南米チリのアンダコージョで地元テレビ局のニュース番組のリポーターが町中で取材を行った時のこと。道端でエンパナーダを売っているおばちゃんにインタビューをしていると、何やらカメラの画面の右端に、怪しい動きが映し出された。
・忍者のように忍び寄った野良犬がご馳走を盗んで逃走!
グリルの上に置かれたエンパナーダに、そお~っと忍者のように忍び寄る影……! その正体は、地元民に「オレホン」と呼ばれている野良犬だったのである。
おばちゃんにもリポーターにも気づかれないように、サササ~っと素早い動きで焼きたてのエンパナーダをくわえたワンコは、アっという間に画面から消えてしまった。ちなみにエンパナーダとは、炒めた肉や野菜を生地に包んで焼いた料理で、ヨーロッパや南米でよく食べられている料理だ。
・超カワいい泥棒が激撮される
きっと、その場で焼いているエンパナーダは、メチャクチャ良い香りを発していたのだろう。居ても立っても居られなくなったワンちゃんが、思わず「隙あらば……!」と、ご馳走を盗んで逃走してしまっても仕方がない。
もしエンパナーダを盗んだのが人間だったら、この映像が犯行現場の証拠となってしまうが、カワいいワンちゃんだったので思わずほのぼの。これにはおばちゃんも大目に見るしかない……といったことになりそうである。
参照元:Twitter @SebastianTgz、UPI(英語)
執筆:Nekolas
▼忍者のように忍び寄る、超~カワいい泥棒の映像はこちら
https://twitter.com/SebastianTgz/status/906680714346631168