ガソリン車と比べ、走行音が静かで維持費が安いといわれる電気自動車。しかしガソリン車やハイブリッド車などに比べ、ラインナップが少ないのが惜しいところだ。そんななか、電気自動車らしからぬ超ワイルドなマシンが発表された。

まるで軍用車両のようにゴツいマシンの名前は「BOLLINGER B1」だ。タフな電気自動車を求めている方に最適なマシンの内容を、動画とともにご紹介したい。

・完全電気駆動のスポーツ・ユーティリティー・トラック

「BOLLINGER B1」を開発したのは、米ニューヨークに本社を構えるBOLLINGER MOTORSである。同社の情報によると、このマシンは世界初となる完全電気駆動のスポーツ・ユーティリティー・トラックであり、抜群のオフロード能力を備えているとのこと。

60kWhと100kWhという2種類のバッテリーが選択可能で、例えば100kWhでの航続距離は200マイル(約322km)。同バッテリーが満充電になるまでの所要時間は、普通充電で12.1時間、急速充電で75分だという。

なお、最大出力が360馬力であるほか、前後に1基ずつの電気モーターを搭載。全ての車輪を同時に駆動させる「AWD」での走行ができたりと、たいへん実用的な仕様になっている。

・実用に徹したデザイン

動画でその姿を確認すると……超ワイルド! 外観の無骨さもさることながらインテリアもこの上なくシンプルで、使い勝手を優先している様子が見て取れる。収納スペースが非常に豊富で、アウトドアでの使用にもピッタリだ。

2017年8月3日現在、このBOLLINGER B1の価格や販売時期などの詳細は未定となっており、現在は生産体制を整えている最中とのこと。さらなる詳細が知りたい方は、公式サイトを要チェックだ。

参照元:YouTubeBOLLINGER MOTORS(英語)
執筆:K.ナガハシ

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