現在アメリカでは、コロラド州をはじめとする8州とワシントン特別区で嗜好用大麻が合法化、いわば大麻先進国になりつつある。その一方、紳士の国イギリスでは大麻の所持も栽培も違法である。
さて、そんな大麻非合法の国イギリスで、秘密の大麻栽培所が発見されたのだが、「捜査に当たった警察署の対応が最高!」だとネットで話題となっているので紹介したい。超茶目っ気タップリな警察のやり返し方が、か~なり愉快なのである!
・警察が秘密の大麻栽培所を発見!
英ニュースサイト『METRO』によると、英オックスフォードのテムズ・バレー警察署が一般人のタレ込みにより、森にあるという秘密の大麻栽培所を捜査。
通報通り、森の中に大量の大麻株を発見した警察は、根こそぎ大麻を地中から抜いて押収……することも出来たのだが、意外な行動に出た。なんと違法栽培主にメモを残して、「秘密の栽培所が、秘密じゃなくなっちゃったよ~!」と知らせたのである!!
・超茶目っ気タップリなやり返し方が最高!!
それでは、警察がメモに何を書き残したのか、以下に紹介しよう。
「おっとっと! すれ違いになっちゃったけど、気軽に警察に電話して。条件について話し合おう。たくさんの愛とキスを。テムズ・バレー警察署より」
と、テムズ・バレー警察署のロゴと名前が入ったメモ用紙に、茶目っ気タップリな内容を書き綴って現場を後にしたのだ。ちなみに ‟条件” とは、容疑者と警察の間でやり取りされる取り引きのことで、「捜査に協力すれば刑が軽くなる」といったことだと思われる。
・ネットユーザーが大ウケ!
その後、警察署から「たくさんの愛とキス」を受け取った栽培主から連絡があったのかどうかは不明だが、ネットユーザーは茶目っ気ある警察の対応に大ウケ! 「警察はユーモアのセンスがないなんて言ったのは誰だ!?」とか、「完璧! これからも素晴らしい仕事を続けてくれ」といったコメントが寄せられ、笑いのセンスを兼ね備えた警察にエールを贈っている。
警察や法的機関に勤める人は少し近づきにくい印象があるが、こういった意外な側面を見せられると、親近感が沸いてしまうというものだ。
参照元:Facebook @Thames Valley Police、METRO(英語)
執筆:Nekolas