ダイヤモンドの次に硬いと言われるアイス・あずきバー。タカラトミーアーツがそんなあずきバーを削るために半年以上をかけて開発したのが、2017年6月29日に発売となるあずきバー専用かき氷メーカー『おかしなかき氷 井村屋あずきバー(税抜2800円)』である。

だが、勝負というのはフタを開けてみるまで分からない。果たして本当に、あのあずきバーを削るなんてことが可能なのか? そこで、いち早く完成品で検証してみたところ……な、なんだってーーーーー!!

・いち早く実機を使うチャンスが到来

タカラトミーアーツの熱き意志に共鳴し、独自の情報網でこの件を誰よりもスッパ抜いてお伝えし続けている我々ロケットニュース24。またもや、いち早く完成品を使うチャンスがやってきた。

そのチャンスというのは、毎週、ロケットニュース24のメンバーが交代で出演しているフジテレビのウェブニュースチャンネル「ホウドウキョク」のコーナー「FLAG7」の5月24日配信収録現場。『おかしなかき氷 井村屋あずきバー』のニュースの際に、なんと完成品の実機が登場したのである

・震える手

なんとかして自分の手であずきバーを削りたい……そう思った私(中澤)は、段取りを無視してMCの古市憲寿さんとアナウンサーの鈴木理香子さんから実機を拝借。実際に見てみると、片手で持てるサイズで思っていたより小さかった。これが、タカラトミーの血と汗と涙の結晶か

震える手。すでにセットされたあずきバーはギロチン台の死刑囚を彷彿とさせる……いや、相手は硬さで鳴らしたあずきバーである。このまま一筋縄で終わるとは思えない。片手で本体を支えつつ、気を抜かずにハンドルを回してみたところ……

・な、なんだってーーーーーーー!!

ワシャシャシャシャーーーーーーー! 削れた!! あずきバーが削れたッ!!!! 時おり、ハンドルが「ガッ!」と抵抗を示していたのはさすがだが、実機が壊れることなく削ることができた。そして、実機の下に積みあがっていくかつてあずきバーだったもの

・激ウマかき氷の完成

ふわふわさがありながらも、粒がしっとりしている『あずきバーかき氷』は、古市さんいわく「台湾かき氷みたいな食感」とのこと。個人的には濃厚なあずきの風味が激ウマだった。

ついに真向から攻略されてしまったあずきバーの硬さ。だがしかし、これは大いなる闘いの序章にすぎない。今後、井村屋が『かき氷にできないレベルのあずきバー』を開発することに期待しつつ、今年の夏はあずきバーかき氷で乗り切ろうと思う。

参照元:『ホウドウキョク×FLAG7
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼箱の横にはあずきバーの硬さの理由とアレンジレシピが書かれていた