水かけ祭りといえば、タイのソンクラーンが世界的に有名である。これはタイの旧正月を祝うお祭りで、何も知らずに現地に行くと、かなりひどい目に遭う。実際私(佐藤)は2013年に祭りの最中のバンコクを訪れ、朝から晩までひたすらずぶ濡れになる経験をした。

そのソンクラーンに着想を得たイベントが、日本でも開催されるぞ~! それが「WATERWARS BEACH FESTIVAL 2017 ENOSHIMA」だ。サイトを見てみると……何コレ参加費が高い! マジで鼻からみそ汁を噴出するレベルだぞッ!! シャンパン付きってなんだよ!?

・2回目の開催

このイベントは、2017年8月6日に神奈川県藤沢市の江ノ島西浜海水浴場特設会場で開催が予定されている。実は今年が2回目。新たな夏の風物詩として、1回目を上回るスケールで行うとのことだ。

・本来は清め

本場タイの水かけ祭りは、特に参加費などは設けられていない。というのも、お祭り期間中はいつでもどこでも誰でも(警察官とお坊さん以外)水を掛け合っているからだ。本来は清めの意味があり、水をかける行為は敬意を払うことに当たる。はずなのだが……。

大人だろうが子どもだろうが、男性だろうが女性だろうが、誰かれ構わず四方八方から水が降りかかってくる。もうどこに行っても水を浴びることになってしまう。そんな状況で参加費もへったくれもない。

あまりにも水をかけられすぎて、街を歩くだけでへとへと。そのうち水をかけられても何とも思わなくなってしまう。それが本場の水かけ祭りだ。

日本でもそうなるのだろうか? ちょっと怖いけど見てみたい! 気になる日本版水かけ祭りの参加費は……。

・「WATERWARS BEACH FESTIVAL 2017 ENOSHIMA」の参加費

入場チケット(超早割):5000円

オプションチケット(入場チケットは含まれておりません)
プライベートビーチエリア:ペア40000円(シャンパン付)
プライベートビーチエリア:ペア30000円(スパークリングワイン付)
中高生チケット 3900円 ※当日学生証を提示してください
小学生チケット 3000円 ※保護者の同伴が必要です

高い! マジかよ、タイではそこらへんでやってる水遊びだぞ。参加するだけで5000円!? 小学生でも3000円もするの! しかもプライベートビーチってなんだよ、シャンパン付とか全然意味がわからん。

・シャンパンなしでも良くない?

どうやら、これはソンクラーンにヒントを得ただけであって、完全に別モノと見た方が良いだろう。シャンパンなしで値下げした方がいいと思うんだけど。1万人集める予定とのことだが、もう少しお得なチケットを用意しないと、1万人も集まらないんじゃないかな~……。いずれにしても、どんなイベントになるのか、大いに気になる。

参照元:WATERWARS BEACH FESTIVAL 2017 ENOSHIMA
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24