1964年の東京オリンピックにあわせて建設され、これまでに数多くの競技、コンサートなどが開催されてきた「日本武道館」。今なお、日本人にとって特別な場所であることは間違いない。今日、もしくは明日。イベントで訪れるという人も多いだろう。
ところで、あなたは知っているだろうか? 実は武道館のすぐ隣にある「科学技術館」において、土日祝日限定のランチバイキングが実施されていることを。このことにどれだけの人が気付いているかは未知数だが、もしかしたらこれは、世紀の大発見なのかもしれない……!
・科学技術館にて
先日、我々ロケットニュース24は、科学技術館で開催された「Tシャツラブサミット」に参加させていただいた。もちろん当日は私(あひるねこ)も会場にいたのだが、その際、科学技術館の地下にレストランがあることを知り、試しに行ってみることにしたのだ。
・休日限定バイキング
軽い気持ちで行ってみた地下1階の「パークレストラン」。そこでは、なんと土日祝日限定でランチバイキングが実施されているというではないか! その日はちょうど日曜日。これは……! きっと神の思し召しに違いない。90分制で大人1名1300円の料金を支払い、期待を胸に、いざ入店!!
店内は思った以上に広いスペースで、そこでは正真正銘のバイキングが繰り広げられていた。まさか日本武道館のすぐ隣で、こんな真っ当なバイキングを楽しむことが出来るなど夢にも思わなかったぞ。こいつは恐ろしいまでの隠しダンジョンだ……。攻略本なしに発見はほぼ不可能だろう。
・子供向けメニューが中心
科学技術館という場所柄、小さい子供を連れたファミリー客が多い印象だった。それに伴い、置いてある料理も、どちらかというと子供が好むメニューが中心。お子様ランチ的とでも言うべきか。それがまた、ザ・バイキングという風情でいいじゃないか。
ハンバーグ、から揚げ、フライドポテトからカレーまで。童心に返って好き勝手に料理を皿に取る。和食が少ないのはやや寂しいが、たまにはこういう食事もいいものだ。ちなみに、このカレーを巡ってこの後一悶着あるのだが、詳しくは後述させていただく。
・食べ慣れた味、そして光るデザート
味については極めてスタンダード。ハッキリ言って可も不可もない。だが、それがいい。これぞバイキングの味だ。その中にあって、デザートコーナーにあったカステラのようなミニケーキはウマいので必食である。クリームが入っていて、いいおっさんの我々も、思わずおかわりをしてしまったくらいだ。
・カレー・ハヤシ論争
さて、先ほど私はカレーと書いたが、実際に食べてみたら、これはハヤシライスなのではないかという疑問が沸き上がった。しかし、編集部・中澤は甘めのカレーだと言い張る。佐藤に至っては、よくわからないなどと抜かしている。一体何が正解なのか? 食べた人は意見を聞かせてほしい。
・イベントの前に
何はともあれ、いかがだっただろうか。これから武道館に行くという人は、もう昼食で迷う必要はないぞ。開場までの居場所は決まったようなものだ。この穴場中の穴場スポットを、ぜひ自分の目で確かめてみてほしい。そして、我々のカレー論争の終結に力を貸していただきたい。よろしくお願いします。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 パークレストラン
住所 東京都千代田区北の丸公園2-1 科学技術館 B1F
時間 11:00~16:00 ※予約を受けた場合は夜の営業もあり(1日1組限定)
休日 不定休(年末年始ほか)
参考リンク:科学技術館「パークレストラン」
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼科学技術館の地下にはレストランがある
▼土日祝日限定でランチバイキングが実施されている
▼先に食券を買ってから店内へ
▼ちょっと珍しいチーズフォンデュ
▼ハンバーグ、から揚げ、フライドポテトからカレーまで
▼中澤オススメのチャーシュー
▼チーズフォンデュ
▼カステラのようなミニケーキはウマいので必食だ
▼ファミリー客が目立つ中、異彩を放つ佐藤