世界的に有名なゲームのひとつに「World of Tanks(ワールド オブ タンクス、略称WOT)」がある。このゲームはリリース以来、年々ユーザー数が拡大し、登録ユーザー数1億人を突破した多人数参加型の対戦戦車ゲームである。Xbox360、Xbox one版があり、2016年にPlayStaion4版がリリースされると、わずか5日でユーザー数100万人を超えたメジャーゲームである。
そんなことを1ミリも知らない、当編集部メンバーはこのゲームのことを舐めている。「どうせ、大したゲームじゃないんでしょ?」と軽口を叩きやがるので、完膚なきまでに叩きのめしてやった。そしてもっとも弱い「最弱王」には10分間くすぐりの地獄の罰ゲームが待っている。果たして、誰が最弱なのか……。
・簡単に始められる
「簡単にできるゲームなんでしょ?」、そう言ったのは編集部のサンジュンだ。彼の発言には一理ある。ゲーム素人でもすぐにプレイすることが可能なのだ。
PlayStaion4を持っていたら、無料でダウンロードできる。「チュートリアル」をクリアすれば、速攻でその世界観にどっぷりとハマることができるだろう。そういう意味では、超簡単に遊べるゲームなのだ。
・本当の魅力は奥深さ
そんなサンジュンを始め、編集長GO羽鳥・中澤星児が、WOTのことを舐めているので、ここはひとつ懲らしめてやろうと思い、編集部内でトーナメント大会を開催することにした。もっとも弱かったプレイヤーは10分間のくすぐり地獄。メンバー全員にゲームをレクチャーしたところ、「簡単簡単!」といってすぐに理解した。しかしこのゲームの本当の魅力は、その奥深さにある……。
戦車は獲得した報酬で、パッケージを研究・購入すると、アップグレードすることができる。自分好みに強化することも思いのままだ。さらに搭乗員をスキルアップして、戦闘を有利に運ぶことも可能だ。
マルチプレイでは、世界中のプレイヤーと同じフィールドで戦うことになる。最大15対15の戦車対戦は、まさしく圧巻だ。
・PS4でタイマントーナメント
さて、今回は編集部内でのトーナメント対戦。テレビとPS4をそれぞれ2台用意して、タイマンプレイ開始! まずは、GO羽鳥と中澤の対戦だ。
意外にも、ゲームは得意なGO羽鳥。一方、あまりゲームをしない中澤。羽鳥に分があると思ったら、中澤が善戦。
しかし、中澤は羽鳥の動きを捉えきれずに、あえなく撃破されてしまった。
・口だけのサンジュンを撃破
続く対戦は、私(佐藤)とサンジュン。「佐藤さん、速攻でやっつけてやりますよ!」と口だけは一丁前のサンジュン。
腹が立つので、木の陰に隠れて、サンジュンの戦車を狙い撃ち!
圧倒的力量の差で、サンジュン戦車を粉微塵にしてやった! ざまあみろ。
・最弱王はコイツだ
続く勝者同士の決勝は、私と羽鳥。勝っても賞品はないので、結果だけお伝えすると、私が勝った。問題は最弱王である。
そしてビリ決定戦は、サンジュンと中澤 。「星児くん(中澤)に負ける訳ないでしょ。どう考えても俺の方が強いって。やる前からわかるわ!」と、相変わらずのビッグマウス。
だが、いざ対戦が始まってみると……サンジュンは中澤の戦車を見失い、再び相手の姿を発見した時には、時すでに遅し……。「やべえ、ちょっと待って!」。
「ちょっと待って! ちょっと待って!」とむなしく繰り返し……。
中澤の戦車砲の餌食! ドガ―ン!! あえなく大破ッ!
「ウソ! 俺も今撃ったのに、おかしいでしょ! 俺の方が先に撃ったのに」
見苦しい、実に見苦しい男である。あれだけ「簡単だ」と言っていたのに、アッサリ最下位になるとは。
こうして、サンジュンが10分間のくすぐり地獄のエジキとなることが決まった。それにしても、実に「敗北」という言葉が良く似合う男だ。
・10分間のくすぐり地獄スタート!!
そして本当に悪夢は、ここから始まる。10分間くすぐり続けらてる男の姿を、とくとご覧あれ! サンジュンがのたうち回る姿は、次のページだッ!!
参考リンク:World of Tanks
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24